キホンのこと、冷えとりの重ね履き靴下について。
冷えとりでは、専用の靴下を、
シルク(絹)→その他の天然繊維(綿やウール)→シルク→その他の天然繊維
の順に重ねていきます。
かおり鍼灸院では、患者さんに、最低5枚を、1年中(お風呂に入る時以外)履いてもらうようにしています。
【正活絹がお勧め】
正活絹(せいかつけん)さん の靴下を、おすすめしています。
薄手で、ゆったりしていて、締め付けないので、重ねても苦しくありません。
履くと大変気持ちが良いです。
♡天使の感触♡
写真は 左から 正活絹製の
1枚目 シルク五本指
2枚目 シルクと綿の混紡の五本指
3枚目 シルクの先丸
4枚目 綿の先丸
5枚目 カバーソックス (ファイブそっくす製)
→良く伸びます。 (カバーソックスは皮膚から遠い為、 化学繊維が少し入っていてもOKです)。
枚数を増やす時は
3枚目から、シルクの先丸→綿の先丸 の組み合わせを、増やしていきます。
最後にカバーソックスを履きます。
かおり鍼灸院では、2枚目と4枚目は、綿とウールの混紡の物(正活絹製)も、お分けしています。
ふわっ として温かく、吸水性が良いです。
こちらも人気があります。
【なぜ重ねるのか?】
シルクの大きな特長は、体の毒を吸いだす力を持っていることです。
これは、シルクだけが持っている力です。
この特性を利用して、シルクの靴下を履きます。
しかし、シルク1枚だけでは、その力は弱いので、シルクとその他の天然繊維を交互に重ねていきます。
つまり、
1枚目のシルクが毒を吸ってくれる、
その毒を2枚目の綿やウールが引き受ける、
さらにその毒を3枚目のシルクが吸うという風に、
累積の力が強くります。
また、薄い靴下を重ねることによって、空気の層をたくさん作るという効果もあります。
【破けた場所で】
冷えとり用靴下が、破ける、もしくは溶けたように穴が開くことがよくあります。
これは、体の毒が出てきたために起こる現象です。
靴下が破けた分、内臓は冷えが取れ、元気になっていきます。
靴下の破けた部分は、その毒を出した内臓の経絡と対応します。
破けた個所から推測して、どの内臓が悪いかが分かります。
かおり鍼灸院では、靴下の破けた個所をインタビューして、鍼灸治療に役立てています。
例えば
親指の内側→脾(消化器)の経絡にあたる。
小指→腎臓 膀胱の経絡にあたる。婦人科とも関連。
かかと→腎臓の経絡にあたる。婦人科とも関連。
という事が分かります。
どこが破けたか、観察して、どの内臓の毒かを知り、生活に生かしていきたいですね!
かおり鍼灸院 酒井香織
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千葉県我孫子市で、
かおり鍼灸院を開業しています。
当院は、冷えを取る目的の鍼灸治療と冷え取りの生活指導を行って、効果を上げています。
また定期的に冷え取り勉強会を行っています。