謎が多い平賀源内

本日は土用の丑の日で、どこに行ってもうなぎ関連の販売が目につきますが、もとは夏にうなぎが売れないと相談を受けた平賀源内が「本日は土用の丑、鰻食うべし」とキャッチコピーを考え、店の前に貼り出したところ客が増えたのが始まりだそうです。

歴史の教科書にものる平賀源内。

当然ですが切手にもなってます。

切手にもなっている細長い顔の肖像画の他に、ずんぐりとした顔の肖像画も残っています。２つの肖像画は別人にしか見えないくらいです。

「江戸男色細見-菊の園-」「男色評判記-男色品定-」といった大江戸男色店ガイド本も出した平賀源内は、有名な事故物件に引越した後、みずから「人を殺しました」と出頭して逮捕され、そのまま牢屋の中で亡くなります。ところが被害者は見つかっておらず、本当に斬ったのかよくわからないままです。

とにかく謎が多い人物です。そのため、後世の作家たちは想像を膨らませ、さまざまな平賀源内像を作品化していきます。

ケネディスタンプクラブ日記