ミッフィーに代表されるディック・ブルーナ。
彼の絵本が出版されて今年で70年になる事を記念して、松屋銀座にて「ブルーナ絵本展」が開催されております。
1927年にオランダで生まれたディック・ブルーナは、絵画好きのおとなしい少年でしたが、当時のヨーロッパはナチスドイツの時代でもありました。第2次世界大戦が終わった時、彼は高校生でした。ですから手塚治虫とまったく同年代です。
戦争が終わり、ディック・ブルーナは画家の道を希望します。出版社を経営していたディック・ブルーナの父親は彼を後継者としたかったのですが、ディック・ブルーナ自身はアーティストの道を選択します。
父親のブルーナ社の専属デザイナーとして働くことになったディック・ブルーナは、書籍のデザイナーとしても実力を発揮。ブルーナ社のシンボルマークのクマが人気となり、そして1953年に絵本を出版。シンプルなラインとカラーの絵柄で一躍人気となります。
父親の会社から独立したディック・ブルーナは、絵本だけではなく公共広告などあらゆるポスターやデザインを作成。世界は彼の作品であふれるようになります。
2017年、ディック・ブルーナは永眠しましたが、ミッフィーに代表されるブルーナの生み出したキャラクターは今も世界的に活躍しています。
日本では1998年より「ふみの日」の切手にディック・ブルーナのキャラクターが使われるようになりました。
以下に「ふみの日」関連の切手を紹介します。
ふみの日 Letter Writing Day 平成10年(1998年)ディック・ブルーナ 80円切手小型シート | 切手,国内戦後シート | 趣味の中古切手や紙幣・硬貨の販売と買い取り|ケネディ・スタンプ・クラブ (kennedystamp.jp)
ふみの日 Letter Writing Day 平成12年(2000年) 50円+80円切手小型シート | 切手,ふみの日 | 趣味の中古切手や紙幣・硬貨の販売と買い取り|ケネディ・スタンプ・クラブ (kennedystamp.jp)
「ブルーナ絵本展」は松屋銀座で8月30日まで開催されます。
ブルーナの作品世界に直接触れるチャンスです。
この機会に、是非お立ち寄りしてください。