鄧小平の言葉として広く知られているものに
「黒猫でも白猫でもネズミを捕るのが良い猫だ」
というのがあります。
中国では「黒猫白猫論」として有名になったこの言葉は、
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ですが、この言葉は清代の小説「聊斎志異」の中にもあるらしく、
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ところが、毛沢東の大失敗政策「大躍進」
「社会主義だろうが資本主義だろうが生産力があがれば良い」
まあ、四人組なら一般に使われていることわざだろうが、
ですがこれ、鄧小平は「猫」を「マオ = MAO = 毛」つまり毛沢東にかけて発言したのではないでしょうか。
または鄧小平にその気が無くても、
似たようなものとして、台湾の「犬が去って豚が来た」
「日本は去ったが蒋介石の国民党が来た」という意味を、
でも、こんなあり得ないシチュエーションの言葉使ったら、
ではなぜ国民党支配の台湾で弾圧されずに通用したかというと
「戌年が終わって亥年になった」
の意味だからでしょう。
中国語でのイノシシはブタですから。