明治浪漫〜映画「初めての女」 | 世界を旅する元証券マンダンサー 永田健

世界を旅する元証券マンダンサー 永田健

大手証券→米国MBA留学中退→スペインへ渡る
フラメンコ協会新人公演史上初の満票受賞
770人が着物で全国名所で踊る業界最大の映像制作。現在アジア版映像撮影中
舞台「本能寺の変」を東京,岐阜とスペイン4都市で公演
イベント・公演・映像制作

still dark(永田健出演!)監督&主演の髙橋雄祐君が主演した映画「初めての女」を観てきました🎬


実在の俳人、瀧井孝作の青年期私小説が原作。
時代は明治。地元飛騨高山での撮影。

人生と時代の浪漫を感じる映画でした。
主演の髙橋君はstill dark でも盲目の青年を熱演、安定感抜群の演技。
彼と出会い、別れていく2人の女性(芋生悠さん、三輪晴香さん)もそれぞれに明治期の苦難を生き抜く女性を力強く、可憐に演じている。
後者は三味線芸者。高山の町並と三味線の音色がマッチしていて、すごく引き込まれる。
劇中に出てきた「黒髪」、じっくり聞いてみたくなって家帰ってYouTubeで聴いてみる🎶

映画は晩年、俳人として名を馳せた同氏が人生を振り返る形だが、女性との出会いが俳句の道、そして人生のエネルギーや糧にもなる。

人生振り返った時に想い出に残るのは情熱をかけて取り組んだこと、出会った人。

生きた証をどれだけ残せるか。
ふとそんなことを思い起こさせてくれる映画。



7月5日まで渋谷のユーロスペース上映中です。
still darkご覧になった方はぜひ観に行ってください🎥!

こちらstill darkケンタ役の小谷けい君と



ps 俳句で女性を口説くシーンがなんとも粋!
俺も俳句習おうかな笑