フラメンコ界の女王、マヌエラ・カラスコの引退公演を見てきました。
生で見るのは初めてでした。
70歳とは到底思えない激しいサパテアード(足)を打ったかと思えば、手を広げて舞台中央でただ立ち尽くす。ただ立っているだけでここまでオーラを出せる人はいない。
やっぱりフラメンコの神様に選ばれた人なんだなと思った。
踊りには人間性が出ると言うが、まさに人間力というのか、生き様というのか。
長渕剛の歌で好きな歌詞がある。
古いか新しいかなんて まぬけなものたちの言い草だった
俺か俺じゃねぇかで ただ命懸けだった
そういう意味で彼女はフラメンコとか、スタイルとかそんなこと関係なく、ただひたすらマヌエラ・カラスコそのものだった。
70歳。
自分の20年後は想像できない。
僕は何してるんだろう?
全く違うことをしてるかもしれない笑
ただ自分らしくありたいな、と思う。