生き様が舞台に出る | 世界を旅する元証券マンダンサー 永田健

世界を旅する元証券マンダンサー 永田健

大手証券→米国MBA留学中退→スペインへ渡る
フラメンコ協会新人公演史上初の満票受賞
770人が着物で全国名所で踊る業界最大の映像制作。現在アジア版映像撮影中
舞台「本能寺の変」を東京,岐阜とスペイン4都市で公演
イベント・公演・映像制作

フラメンコ界の女王、マヌエラ・カラスコの引退公演を見てきました。

生で見るのは初めてでした。





70歳とは到底思えない激しいサパテアード(足)を打ったかと思えば、手を広げて舞台中央でただ立ち尽くす。ただ立っているだけでここまでオーラを出せる人はいない。

やっぱりフラメンコの神様に選ばれた人なんだなと思った。

踊りには人間性が出ると言うが、まさに人間力というのか、生き様というのか。


長渕剛の歌で好きな歌詞がある。

古いか新しいかなんて まぬけなものたちの言い草だった

俺か俺じゃねぇかで ただ命懸けだった


そういう意味で彼女はフラメンコとか、スタイルとかそんなこと関係なく、ただひたすらマヌエラ・カラスコそのものだった。



70歳。

自分の20年後は想像できない。


僕は何してるんだろう?

全く違うことをしてるかもしれない笑


ただ自分らしくありたいな、と思う。