妄想が現実に!神楽×フラメンコ「ヤマトタケル」 | 世界を旅する元証券マンダンサー 永田健

世界を旅する元証券マンダンサー 永田健

大手証券→米国MBA留学中退→スペインへ渡る
フラメンコ協会新人公演史上初の満票受賞
770人が着物で全国名所で踊る業界最大の映像制作。現在アジア版映像撮影中
舞台「本能寺の変」を東京,岐阜とスペイン4都市で公演
https://www.kennagata.com/

1日休んでだいぶ回復しました



「神楽とフラメンコがこんなに合うとは!」
「これまで見たどれよりもヤマトタケルが浮かび上がる舞台でした」


そんなコメントを頂きました。

神楽×フラメンコで古事記‼️
そんな妄想を現実にしてくれた共演者の皆さんと、機会を与えて頂いたスペイン大使館に感謝申し上げます。



フラメンコの踊りは女装したタケルに河野睦さん、可憐でかつ悲劇のヒロイン弟橘媛に伊藤苗ちゃん。
今回は踊りと同じくらい演技が大事なので、普段とは全く違う要求に見事応えてくれました。




そして石山社中の囃子(笛と太鼓)。
九州征伐の敵役、熊曾(クマソ)を石山太夫にお願いしてそのシーンは社中の皆さんで全く違うアウェーな空気を作り出してくれました。



倭姫(叔母)は西川綾乃さん。優しくタケルを見送って包んでくれました。




フラメンコ演奏家も、演奏だけでなく語りの間の演奏、嵐、さざなみ、火などBGM、沈黙など場面に応じて対応してくれました。




須田隆久さんは古事記のスペイン語役からレトラ(歌)を作り、また弟橘媛が死ぬ前に最後に読んだ句をフラメンコにはめて歌ったりと、言語もジャンルもマルチに大車輪の活躍。


クマソ役の石山太夫は、本番は女タケルもビビるほどの威圧感で、悪者ぶりを発揮してくれました。400年の歴史を背負う日本古典芸能継承者の真髄をまざまざと見せてくれました。




語りの坪井美香さんは古事記は何度もやっている通。語りたいことは山ほどあったと思いますが、そぎ落とした中で素晴らしい臨場感を与えてくれました。



フラメンコ陣の舞台衣装は上籔よう子さん。
いつも和洋を組み合わせて素敵な衣装を用意してくれます。神楽の衣装がすごいので、悩ましいところでしたが、全く自然に溶け込んでいました。

短い動画はYouTube、インスタ、ストーリーズにもちょいちょいアップしてます。唯一無二のヤマトタケル、ぜひご覧ください

そして11/10の先行案内ラインもすでに35名登録頂いてます。
良い席はすぐ埋まってしまうと思いますのでご希望の方はこちらからご登録ください。

写真 川尻敏晴