先生と呼ばれる違和感 | 世界を旅する元証券マンダンサー 永田健

世界を旅する元証券マンダンサー 永田健

大手証券→米国MBA留学中退→スペインへ渡る
フラメンコ協会新人公演史上初の満票受賞
770人が着物で全国名所で踊る業界最大の映像制作。現在アジア版映像撮影中
舞台「本能寺の変」を東京,岐阜とスペイン4都市で公演
https://www.kennagata.com/

時々「先生」と呼ばれるけど,そう呼ばれるのは好きじゃない。

僕の職業は先生じゃなくて、ダンサーなので。
そして日本的な肩書き,権威主義があまり好きじゃない。

欧米では先生のことをTeacherとは呼ばない。
Mr.Smithとか,普通に名前で呼ぶ。

一方、日本では先生が自分のことを一人称で「先生」と言ったりする。
昔、日本に帰国した頃にドラマで金八先生が「先生はな!」と言ってるのを聞いてものすごい違和感を覚えた。

ずっと日本にいると普通に聞こえるかもしれないが。

偉い人もとりあえず「先生」と呼んでおけばよい。
権威をつけるために「先生」と呼ばせる場合もある。

先生と呼ばれるとちょっと人としても偉いような感覚がする。
そう呼ばれて心地よい人もいるのだろう。

でも僕は好きじゃない。

フラメンコを教える場合でも、たまたまフラメンコは僕の方が知ってるから教えるのであって,立場の上下があるわけじゃない。

あくまで「永田健」として生きたいし、接してほしいので、呼ぶなら「先生」じゃなく、名前で呼んでください〜