沖縄民謡がフラメンコになりました | 世界を旅する元証券マンダンサー 永田健

世界を旅する元証券マンダンサー 永田健

大手証券→米国MBA留学中退→スペインへ渡る
フラメンコ協会新人公演史上初の満票受賞
770人が着物で全国名所で踊る業界最大の映像制作。現在アジア版映像撮影中
舞台「本能寺の変」を東京,岐阜とスペイン4都市で公演
https://www.kennagata.com/

沖縄では誰もが知る民謡「てぃんさぐぬ花」をフラメンコアレンジした映像ができたので紹介します!

去年の首里城復興ライブのために作ってもらった曲で、沖縄ラテンユニット SolunaのMVです。



沖縄、フラメンコ、そしてそれ以外の方にもぜひとも見てほしい素晴らしい曲で、沖縄のグスク(城)撮影です(僕も行きたかった!)

「てぃんさぐぬ花セビジャーナス」MV YouTube 

配信リリースもありますhttps://linkco.re/uuQqeTMH



沖縄の民謡が、セビジャーナスというスペインのセビリアの春祭りで踊る民謡になりました。



2021年春にマルワ財団の助成金審査が通り、首里城で復興支援ライブをしたい!そのために沖縄っぽい曲を作れたらな、と思って沖縄の踊り手つねみさんの紹介で楽曲制作をお願いしました。面識もないし、しばらく音沙汰なくどうなるのか心配でしたが、でき上がった曲を聞いて素敵すぎてびっくりしました。


曲が届いた頃は、コロナは悪化する一方で(特に沖縄)、公演の見通しも全然立たなくて精神的もキツかったんですが、これを聴いてもうこれは成功間違いない!と勇気が湧いてきたのを思い出します。

沖縄の言葉で意味はわからないけど、それがかえってスペインの曲とマッチしてて何の違和感もありません。

Solunaのギター慎司さんはフラメンコギターも少し習ったことがあり、そして奥さんでボーカルの美樹さんもラテンのみならず琉球民謡も歌うようで、民謡と沖縄の明るさとセビジャーナスがいい具合に融合しています。



なんくるないさーの次に覚えたうちなーぐち(沖縄のことば)はセビジャーナス最後に流れる「わんでぅみあてぃ(我んどぅ目当てぃ=私が目当て:曲自体は親の教訓やありがたさを歌っている)です。
ちなみにてぃんさぐぬ花はホウセンカのことです。

オリジナルを聞いたら、意外にしっとりしてます。

先にセビジャーナス版を聞いたので、そっちがスタンダードになってしまいましたが、スペイン民謡も沖縄民謡もどちらも素晴らしいし、それが融合したことがなんだか嬉しいです。

もし沖縄の知り合いの方がいたら、ぜひシェアしてください♪
沖縄の方がフラメンコを聞くきっかけになってくれたらいいし、日本全国いろんな民謡ともコラボをしていきたいなーと思います。

あまり日本民謡詳しくないですが、リクエストや興味があればいつでもお知らせください!
僕自身、日本の文化の勉強になるし、この曲のおかげですごく沖縄が身近に感じました😊