[光る君へ] 『第24回・越前の出会い』のあらすじ他 | コンデジ片手に出かけよう

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私の旅の思い出を紹介します。


<あらすじ:NHKサイトでの概略紹介> 
敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろ(吉高由里子)と為時(岸谷五朗)は、宋人の朱(浩歌)、通事の三国(安井順平)らに迎えられる。浜辺に出かけたまひろは、そこで佇む周明(松下洸平)と出会う。その夜、国守を歓迎する宴が行われ、まひろは皆と楽しいひと時を過ごす。翌日、越前国府に到着し、大野(徳井優)、源光雅(玉置孝匡)に出迎えられるが、為時は早々に激務で体調を崩してしまう。医師として現れたのは…


<光る君へ紀行紹介地>
第24回では次の場所が紹介されました。

 


平安時代の越前国は、律令制の中で最も等級の高い、大国のひとつとされていました。福井県越前市・武生(たけふ)。紫式部と父・藤原為時が暮らした越前の国府は、この地にあったと考えられています。
※写真は越前国府の碑がある総社大神宮


古くからの寺や神社が立ち並ぶ武生は、越前の政治・経済・文化の中心地として栄えました。
※写真は、紫式部ゆかりの梅がある本興寺


紫式部をしのんで造られた紫式部公園。寝殿造の庭園が再現され、紫式部が暮らした時代の四季折々の風情を感じることができます。


庭園内にある紫式部像の視線をたどると、越前富士とも呼ばれ彼女が歌にも詠んだ、雄大な日野山(ひのさん)。紫式部が歌に込めた美しい自然の情景は、千年の時を経た今も息づいています。




<気になるポイント>
◎一条天皇と中宮・定子の娘・脩子内親王(しゅうしないしんのう)
脩子内親王は、『枕草子』の伝来に関係したらしいですね。(枕草子能因本奥書)


◎さわの死
まひろの人生の決断の転機となった友人・さわの死。さわは最期までまひろに会いたいと願っていたようで、そのことは源氏物語にも反映されていると思いますし、おそらく「光る君へ」の最終場面で反映されそうです。



<注目したポイント>
◎藤原宣孝を夫に選んだまひろ
「忘れ得ぬ人もまたお前の一部だ」といい、まひろのすべてを受け止めようとする藤原宣孝。ドラマ上で考えると「忘れ得ぬ人(=道長)」になりそうです。女性(まひろ:紫式部)に対して男性二人(道長&藤原宣孝)の構図を考えて、源氏物語に当てはめると、宇治十帖での浮舟を巡る三角関係でしょうか?
紫式部は、源氏物語を通じてどちらの道を選んだら正解だったのか考えたけど結論は出さなかったとも考えれます。