[京都遺産] いまも息づく平安王朝の雅 (スタンプラリー) [Index] | コンデジ片手に出かけよう

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私の旅の思い出を紹介します。


京都市内の文化遺産を巡るスタンプラリーアプリ「京都遺産巡り」というのがあり、"いまも息づく平安王朝の雅"というコースが設定されています。
※コース場所を訪れた時などの記事をアップしていき、コンプリートしたらそれぞれの記事にリンクを貼るなどしてアップデートすることがあります。


<コースの説明&マップ>
かな文字、和歌、物語、大和絵、寝殿造などが生まれた平安時代、京都は貴族を中心とした王朝文化の舞台となった、御所や離宮などの建造物や庭園、葵祭などの行事が、その時代のみやびを今に伝えています。政治・儀式に必要な調度品や公家や貴族の身の回りの道具などのものづくりには、洗練された意匠が求められ、担った職人たちによって培われた匠の技は、時を越えて、現在の人々の暮らしに活かされています。後世から憧憬の対象として意識され、広く文化芸術活動に影響を与えてきた王朝文化の美意識は、京都の人々の心の中に脈々と息づいています。



<スタンプポイント設定地>
①嵐山
春は桜、秋は紅葉の名所として有名。日本を代表する景勝地。平安遷都以降、貴族の別荘地や寺院が多く建立された。国史跡名勝。
住所:京都市右京区



②大覚寺
真言宗大覚寺派の本山です。876年(貞観18年)、嵯峨天皇の離宮嵯峨院を寺院に改め、歴代の天皇や皇族が住持した門跡寺院であり、嵯峨御所として知られています。境内に書院造の正寝殿(重文)には、後宇多法皇が院政を執った部屋があり、狩野山楽筆の襖絵や墨絵などの障壁画が多数所蔵されています。宸殿(重文)は徳川2代将軍秀忠と浅井長政の三女であるお江の間に生まれた東福門院和子が女御御殿の宸殿として使用していたもので、狩野山楽筆の牡丹図・紅白梅図(重文)などがあります。
境内の東側に広がる大沢池(名勝地)は、平安時代、唐の洞庭湖を模して造られた日本最古の人工林泉式庭園です。池畔には桜や楓が約700本、池内には約3000株もの蓮が自生しており、平安時代から変わらない風光明媚な風景を今に楽しむことができます。
住所:京都市右京区嵯峨大沢町4



③仁和寺
仁和4年(888)に造営し、江戸期まで皇子皇孫が出家し住職を務めた門跡寺院。金堂(国宝)は御所紫宸殿を移築。御影堂(重文)の清涼殿の材を用いて建立した。御所風のたたざまいである御殿には、豪華な襖絵がある。平成6年12月には「古都京都の文化財」として、世界文化遺産に登録された。
住所:京都市右京区御室大内33



④上賀茂神社(賀茂別雷神社)
御祭神は賀茂別雷大神で、神代の昔、本殿の北北西にある神山(こうやま)に御降臨され、天武天皇の御代現在の地に社殿造営。平安遷都以降、王城鎮護の神として多くの信仰を集めた。本殿・権殿は共に流造の典型として国宝に指定され、他の31棟の重要文化財。平成6年12月には「古都京都の文化財」として、世界文化遺産に登録された。
住所:京都市北区上賀茂本山339



⑤下賀茂神社(賀茂御祖神社)
平安時代以前の創祀で上賀茂神社と並び崇められ、国事を祈願し、国民の平安を祈る神社。御祭神は賀茂建角身命と玉依姫命。古代の原野の林相を保つとされる。広大な境内には本殿(国宝)2棟や他に31の重要文化財の社殿が並ぶ。平成6年12月には「古都京都の文化財」として、世界文化遺産に登録された。
住所:京都市左京区下鴨泉川町59



⑥風俗博物館
古代から近代にいたるまでの日本の風俗・衣装を実物展示する博物館として昭和49年にオープン。平成10年には、これらの装束が具体的にどのように使われてきたかということをご覧いただくために「源氏物語~六条院の生活」と題してリニューアル展示し、「源氏物語」の様々なシーンを選び、具現展示を行っている。
住所:京都市下京区堀川通新花屋町下る


<参考情報>
京都の文化遺産の”いまも息づく平安王朝の雅”と関連があります。