[京都の3月] 「京都御所 宮廷文化の紹介2024」 Part1 | コンデジ片手に出かけよう

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2024/3/20から3/24の5日間開催された京都御所特別公開「京都御所 宮廷文化の紹介」。2024年のみどころは次の4つです。
・宜秋門番所:屏風の展示「源氏の画」
・紫宸殿  :高御座・御帳台の公開
・大臣宿所 :人形を用いた装束(束帯、十二単)の展示
・御三間  :御殿室内の公開
この記事では「源氏の画」の展示を紹介します。これは大河ドラマ「光る君へ」とも関連した形の2024年限定の展示と思います。

江戸時代に描かれた作者不明の「源氏の画」。54帖のうち11の場面が2枚の屏風に描かれたものになります。それぞれの場面解説は英語だけなんですね。

※頑張って写真を撮りましたが、全面ガラスの反射で少々見にくいです。



<左の屏風の解説>


◎第3帖・空蝉(うつせみ)
The Prince glancing at Lady Utsusemi
空蝉の姿を覗き見るプリンス(光源氏)



◎第4帖・夕顔(ゆうがお)
Transmission of Lady Yugao's waka poem to Genji
夕顔からの和歌を受け取る光源氏



◎第10帖・賢木(さかき)
Genji visiting Lady Rokujyo-no-miyasudokoro
六条御息所を訪ねる光源氏



◎第12帖・須磨(すま)
The Prince's time in Suma
プリンス(光源氏)の須磨でのひととき
※船に乗っている女性が気になりますが「筑紫の五節」なんでしょうね。



◎第13帖・明石(あかし)
Genji visiting Lady Akashi
明石の上を訪ねる光源氏



◎第18帖・松風(まつかぜ)
The Prince receiving high ranking nobles in his Katsura Villa
桂にある別荘で、高位の貴族をもてなす光源氏




<右の屏風の解説>


◎第22帖・玉鬘(たまかずら)
Lady Tamakazura's escape from Kyushu Island
玉鬘の九州脱出



◎第22帖・玉鬘(たまかずら)
Lady Tamakazura's pigrimage to Hase-dera Temple
玉鬘の長谷寺参詣



◎第23帖・初音(はつね)
The New Year Ceremony
新年の挨拶



◎第8帖・花宴(はなうたげ)
The Prince Genji encountering Lady Oboro-zukiyo
朧月夜と出くわすプリンス光源氏



◎第7帖・紅葉賀(もみじのが)
"Seigaha"Bugaku court dance performed Genji and his rival
舞楽「青海波(せいがは)」を踊る光源氏と彼のライバル(頭中将)