[源氏物語] ゆかりの地説明板No.22 二条院候補地 (陽成院跡) | コンデジ片手に出かけよう

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私の旅の思い出を紹介します。

説明版No.22 二条院候補地 (陽成院跡)は、桐壺更衣の実家として考えられています。


そして桐壺更衣が亡くなったあとに『源氏物語』で、主人公の光源氏が前半生を過ごした二条東洞院の邸宅として考えられています。



この説明版がある住所は『中京区夷川通小川東入東夷川町』で、平安京時代は『平安京左京二条二坊十三・十四町跡』のようです。そして説明板は、夷川児童公園の南側にある夷川通に面した部分に設置してあります。



あくまでも『二条院候補地』ですので場所的に確定したわけで色々と調べていると、源氏物語が執筆されていた当時、実際にその地には「二条殿」と呼ばれた藤原道長の邸宅の一つが建っていたと紹介される場合があります。




『源氏物語』の二条院の想定平面図 
公卿と呼ばれる上級貴族の典型的な寝殿造。敷地は一町(約120m四方、面積14,400平方m)、寝殿と東西の対および中門を備える。光源氏は東対、紫上は西対に住んだ。そのほか念誦堂(ねんずどう)、御倉(みくら)、下屋(しものや)と呼ぶ雑舎(ぞうしゃ)があった。  
※購入した風俗博物館の資料より抜粋



<補足情報>
光源氏のメイン邸宅は「六条院」になりますが、同時に二条院も利用されていた様子。風俗博物館の展示でそれぞれの館の住人を紹介していました。