[源氏物語] ゆかりの地説明板No.46 晴明神社 | コンデジ片手に出かけよう

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2024/1/7から放映開始した大河ドラマ『光る君へ』、それにあわせて2023年12月に源氏物語ゆかりの地説明板が7つ新設され、晴明神社(せいめいじんじゃ)もそのひとつです。


晴明神社は安倍晴明を主神とし、倉稲魂命を合祀しています。神社がある場所は一条戻橋のたもとにあった晴明の屋敷跡。1005年(寛弘2年)に晴明が亡くなった、一条天皇が晴明の遺業を賛え、晴明は稲荷神の生まれ変わりであるとして、現在地に晴明神社を創建しました。『光る君へ』の放映まではあまり気にしていなかったのですが、一条院(一条天皇の里内裏)からすると鬼門(北東)に位置する晴明神社。もしかしたら、藤原道長あたりが神社創建を勧めたかもしれませんね。




陰陽師・安倍晴明のイメージというと某プロスケーターのようなさわやかイメージが定着していますが、実は平安時代の貴族などが様々な形で利用していたと思います。陰陽道に基ずく祈祷や「呪詛(じゅそ)」などもその一連と思います。また、貴族たちは災い封じのために呪符を陰陽師に頼んでいたんでいたのですね。
説明板にある源氏物語第9帖・葵でのエピソードからの説明は面白そうです。




◇晴明神社の公式サイト◇

 


<説明板No.38 晴明神社の住所他>
拝観時間:自由拝観
拝観料 :無料
主祭神 :安倍晴明御霊神
創建  :1007年 (寛弘4年)
住所  :京都市上京区堀川通一条上る晴明町806-1 
アクセス:市バス「一条戻橋・晴明神社前」より 徒歩すぐ