[源氏物語あらすじ] 第16帖・関屋 (せきや)  | コンデジ片手に出かけよう

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第16帖・関屋 では、光源氏29歳秋のことが話題になっています。


※Top写真は、住吉大社表参道にある”俵屋宗達筆・澪標の図屏風”の複製陶板画。になります。第12帖・明石から第21帖・少女までの物語は、須磨での禊の後に明石に行きそこから運気が上昇していく様子が書かれていて、住吉大社が重要ポイントになっています。
※今後はTop写真を変更する可能性もあります。
※この項目は、関連事項などの記事をアップしたらリンクアップデートします。

「関屋」という巻名は、逢坂関の関守が住む番小屋からきています。
源氏物語を現代語訳された与謝野晶子さんは、次のような和歌を載せています。
「逢坂は 関の清水も 恋人の あつき涙も ながるるところ」


<あらすじ>
光源氏が帰京した翌年、任期を終えた常陸介が妻・空蝉と共に帰京。石山寺へ参詣途中の源氏は逢坂関で、空蝉の一行に巡り会います。
光源氏は懐かしさに空蝉へ文を送ります。やがて常陸介が亡くなり、継子の河内守の懸想を避けて空蝉は出家します。


<第16帖・関屋の主な出来事>
◎空蝉が夫と共に常陸国下向した帰京する

◎光源氏が石山寺参詣途中の逢坂関で、空蝉の一行に巡り会う
<関連地> 石山寺
<関連地> 逢坂の関

◎光源氏が空蝉へ手紙を贈る

◎夫・常陸介が死去したのちに出家する空蝉