ヒカリノヨル -3ページ目

ヒカリノヨル

はじめまして、けん(じ)くんです。

筋ジストロフィーという筋肉の病です。
闘病生活で感じた事・思ったことや、ライヴレポート・自作の詩を載せております。
曲作りをご一緒できる方を、随時募集しております。
よろしくお願いします。

「ほんのちいさな宇宙」

              花信


ぼくらの 向かう先には
喜びや 悲しみ 憎しみが
どのくらい待っているんだろう?

そんなことを 考えながら
信号待ちの バスの車窓から
歩道橋の上をのびる 虹を眺めていた

街や 人々は
数秒ごとに そのイロを変え
通りすがりの人さえ 過去に変わってしまう

ぼくらは いままでいくつ
出会いや 別れを くりかえし
かけがえない絆を手にしてる

そんなこと 思いながら
漠然とした 希望と不安を
背中合わせに生きていくんだ

いつだって 笑顔で満ち溢れてないけど
今日だって どこかで小さななにか探してる
だれだって 壁にぶつかり悩むけど
それだって ぼくらの生きている証

あなたを そっとまもりたくて
あなたの そっと手をとって
ことばに そっと祈りをこめて
ことばを そっと解き放つ

ぼくらの 向かう先には
喜びや 悲しみ 憎しみが
どのくらい待っているんだろう?

そんなことを 考えながら
信号待ちの バスの車窓から
歩道橋の上をのびる 虹を眺めていた
『Drop of hope~一滴の希望~』

               
                 花信


あたりまえのことができなくなってしまう
それまでに なにができるだろ?
壊れたものを もどすことができたら
なにも 不安はないのに

もしも 自由に歩くことができるなら
何度 考えたのだろう?
そんな 夢をみつづけるよりも
いまを もっと 強く生きていたい

この命が尽きる時に だれかが涙をこらえて
微笑をくれるのだろう?
抱きしめてくれるだろう?

ひとつ ひとつと失って受けいれる
そんなことができるかはわからない
衰えていくカラダは だれのためにあるわけじゃない
憂うことのない運命は こんな僕のためにあるから

この命が尽きる時に だれかが涙をこらえて
微笑をくれるのだろう?
抱きしめてくれるだろう?

大切な人の声が 生きていく力をくれる
ふえていく傷も不安も 僕を強くするから

どこへ向かってゆくのだろう? 
その答え手にするまで 心からの笑顔で

いま 「ありがとう」云えるまで

「ありがとう」云えるまで
「宝箱 」

             花信

かすかにこぼれる 木漏れ日に
かじかんだ手を かざしてる
僕はそんなキミをみつめ 愛おしく思っていた

つめたい風が 吹く日でも
ふたりでいれば さむくない
未来へと続く 道の中でも忘れないでいて

あたりまえに過ぎゆくことも
大切なことなんだと 体中で感じてほしい

あたたかな ぬくもりに
ふたりは そっと包まれているよ 
しあわせがひだまりのように
ずっと 輝き続けている

つまらないことも ふたりでいれば
かけがえのない 宝物<モノ>にかわる
愛すること 繋ること ぎゅっと抱きしめていて

あたりまえに過ぎゆくことも
大切なことなんだと 体中で感じてほしい

あたたかな ぬくもりに
ふたりは そっと包まれているよ 
しあわせがひだまりのように
ずっと 輝き続けている