今年はタケノコが豊作なんです!
今年も親戚が住んでいる里山まで行って、タケノコを探してみました。
4月下旬頃から5月の連休辺りまでタケノコが出てくるそうなのですが、今年は適度に雨量もあって例年より豊作と云うことでした。
温暖化の影響でタケノコの時期が毎年少しずつ早まってきていますし(一週間ほど)、例年になくイノシシによる食害というのを始めて目にしました。
野生の鹿も食べるのかも知れません。
タケノコの先っぽを動物に囓られると、タケノコにの内部に雨水が入って駄目になってしまいます。
竹藪から離れた杉の大木の間にタケノコの小さな頭がひょっこり出て来てきている場合もあります。
雨後のタケノコとよく云われますが、これは本当のことです。
雨の降った数日後には次々と地表に顔を出してきますし、タケノコは瞬く間にずんずん伸びてきます。
タケノコが少し頭を出した段階では全体が小さいので、皮の部分を取り除くと中身本体は少ししかありません。
タケノコによっては小さくても身が固いものもありますし、逆に大きく伸びていながら身が柔らかいものがあります。
収穫時はそうした違いを考慮しておく必要があります。
タケノコは直ぐには掘り出さずに少しの間待っていると、半日ほどでずんずん伸びてきます。
地面からある程度伸びた頃合をみて収穫した方がいいのです。
ここでも竹の種類や土地によって、タケノコの味自体もずいぶんと違ってきます。
せっかく掘るのであれば、場所を選んで美味しい香りの良いタケノコがいいわけです。
タケノコ堀で臨時収入を毎年手にしているという、田舎暮らしの愉快なおじさんとも山道で遭遇しました。
おじさんは山芋やタケノコ堀用の特殊なクワを携行していました。
昨年はタケノコの臨時収入で入れ歯をインプラントにしたのだそうで、治療総額は数百万で、一本、何十万だとか自慢げに話していました。
わたしはそうした特殊なクワは持ち合わせてはいませんでしたが、それでも掘るのには何の不都合もありません。
タケノコを掘るのは、要領さえ掴めばとても簡単なんです。
手早くスコップで掘り出します。
タケノコの生えてる側面から足でスコップを踏み込んで、テコの原理でザクッ、バクッと快音と共に一気に掘り出します。
ここの竹藪の地面が柔らかいので、スコップで一かきすればスポンと採れます。
採れたてはアクも少なく美味しいです。
掘り出したタケノコにはどこからともなく小バエが集まってきますが、その早いこと早いこと、びっくりです。
好みによりますがタケノコの皮を剥いて湯がく場合と、そのまま湯がく場合があります。
糠もしくは一握りの米と一緒に湯がくとアクがきれいに取れます。
タケノコ料理もあれこれと2,3日食べ続けると、さすがに飽いてきます。
タケノコの煮物、ちらし寿司、天麩羅、タケノコご飯と、どれも美味しいのですが、毎年、和風、中華、洋風といろいろと調理法を工夫します。
特にちらし寿司は風味があって美味しいです。
食感がいいというか、とにかく毎年そうした春の季節の食材をお腹いっぱい食べられるのが風情があっていいというわけです。
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