マリリン・モンローが笑顔で迎えてくれる!
世の中にはビックリするようなスケールの大きなコレクターが居るわけで、その質、量に度肝を抜かれるときがあるが、とにかくそれに費やされる経済力も不可欠であろうが、その根源にある並外れた真摯な情熱には敬意を表さずにはおられない。
何十年も掛けて収集し続けた結果、それらのお宝が部屋に収まらずついには自ら巨大な個人ミュージアムまでをも造り上げてしまったというコレクターが実在する。
それが観光地として知られる湯布院温泉にある「岩下コレクション」といわれる知る人ぞ知る博物館的施設である。

一般にはここはオートバイ・ライダーの聖地として知られているのだが、それだけのための施設に限定されてしまっているわけではない。
たしかに収集された何百台もの歴史あるオートバイの素晴らしい歴代コレクションを間近に目にすることが出来るわけだが、その規模と収集物の充実度自体は日本一とも世界一とも云われている。

施設の説明では、「岩下コレクションでは、「未来は歴史に学べ」を理念にオーナー自らが40年かけて約70万点、総重量1,000トンに及ぶ大衆文化財や社会遺産を収集してきました」とあるように、施設そのものは複合博物館という位置づけで広く紹介されている。

たしかに三階建ての施設内に入るととにかくその収集された物量の多さにに圧倒されるし、文化遺産としての価値は計り知れないわけで、いまこれらと同等の物を新たに集めようとしても不可能であろう。
これらはこの施設のオーナーである岩下氏が自らの足で世界各地を駆け回り、長年にわたって収集されてきたものばかりである。

今現在、600台収集のバイクを1000台まで集めると岩下氏は云われるのだが、その熱意には誰もが圧倒される。
オーナーの岩下氏はとにかく気さくな方で話し始めると次々と話題が出てくるし、その表情を観ているとまるで好奇心溢れる純朴な少年のように見えてくるから不思議である。
まさしくそれだけの内面的キャパシティの持ち主だからこそ為し得た偉業であると感ぜずにはおられない。
もとよりこれだけの収集物はいくらお金を積んでも集めることは常人には出来ないし、欲得を越えたコレクターとしての本物の情熱や想いがなければこうした貴重なお宝はそう易々とは集まってはこない。
収納されている収集物の数や範囲がとてつもなく幅が広いし、それぞれの展示物が厳選されている感じである。
展示されているのはオートバイコレクションだけなのかと思ってたのだが、意外にも施設内には歴史関連遺物、伝統的道具類、骨董品、美術品、写真絵画、映画ポスター、彫像、仏像、電化製品、玩具、自然石、キャラクタグッズ、クラシックカー、カメラ時計、戦時遺物、医療器具、フィギア、各種エンジン、機械器具、宣伝看板、楽器などアンティークな夥しい物品が所狭しと整理展示されている。
それらは後世に残しておいて欲しい文化遺産であり、日本の民族遺産なのだ。
しかも昭和という時代は日本にとってまさしく激動の時代であり、大きな足跡をも残した時代でもあった。

ここでは昭和という時代が色濃く凝縮されている感じが漂ってくるし、そうしたレトロなイメージが施設内に溢れかえっている特別な空間でもある。
私らの世代から見ると懐かしいというのと同時に、何やら暖かみのある雰囲気がじんわりと漂ってくるように思える。
そのレトロ感というのは半端ではない。
かつての物作りの丁寧さ、身の回りにあった品々の堅牢さ、あるいは並んでいる人形の愛らしさがダイレクトに伝わってくる感じがする。
まさにこの施設にはかつての昭和という時代がいまも息づいている。
懐かしいという感慨とは別に、たしかにこれはかつて身近にすべてそこらに存在していたはずのものばかりなのだ。
この場に立っていると云うことは、かつての昭和という時代にほんのつかの間ではあるが、自分の意識が知らぬ間にそこに立ち返っていると云うべきであろう。

それだけにここに居ると一瞬時間を忘れる。
目の前には往年の日本映画のスターであった高倉健やあの女優マリリン・モンロー、さらにはプレスリーの姿までもが目の前に現れてくるのだ。
施設内にはたしかに等身大の女優マリリン・モンローの立像が、一体ではなく何体かが展示されていた。

女優マリリン・モンローがスクリーンで活躍した時代は、私たちの世代より一昔以前の世代であるはずなのだが、それでも私さえもが彼女の存在を知っているのだからそれほど遠い時代ではなかったはずなのである。
ここ岩下コレクションの目玉はバイクであることはたしかであって、時価総額2億円とされるドカッティー社のオートバイ、アポロ号も展示されている。

施設南側の窓には、イギリスのダイアナ妃の実家であるスペンサー家にあったとされる大きなステンドグラスも展示されていた。
よく見ると懐かしい鉄人28号やザ・ベンチャーズ愛用のエレキギター、さらには往年の巨大な蒸気機関車D51さえも駐車場脇の敷地内に展示されている。

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