こんにちは、柏木京子です。
今日は一日、家でお仕事。
連載中のレシピとコラムを書いていました。
今回は和え物について。
和えるという調理法は、日本にしかないと聞いたことがあります。
確かに、アメリカにはなかったような。
和え物のもとになっている言葉「和する」。
この意味は仲良くする、なじみ親しむという意味です。
「和える」の意味は
2つ以上の食べ物の形が、変わらない程度に混ぜること。
和え物といえば
胡麻和え、甘酢和え、大根おろしで和えたり、胡麻味噌和え、などなど。
これらはみな、下処理した数種類の食材に、調味料を合わせて作った衣で和えたものです。
だから食材の味を味わうことができます。
力づくで作った時ではないのです。
これが日本の料理の良さ。
口に入れて噛むごとに
それぞれの味を感じる。
口の中で味が混ざり合い
「美味しい!」と思う料理になるのです。
こんな料理は、飽きません。
この感覚、日本人の繊細さがうかがえますよね。
人間関係も同じだな〜と思いました。
相手を変えようとするのではなく、相手を尊重する。
そうそう、そういう人とは一緒にいたい。
ぜひお友達になりたい
わー同じだわ〜
感動です
嬉しくなりました
美味しい和え物は、食材同士が仲良く馴染み、美味しくなります。
これこそが日本の料理の美味しさであり
和食が世界で支持される理由じゃないかなと思いました。
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