こんにちは、柏木京子です。
私は心理学を学んでいます。
コーチングをずっとやってきた私にとって、
心理学を学ぶのはとても楽しい。
最近のとても大きな気づき。
コミュニケーションを良くするには、
コミュニケーションスキル（方法・テクニック）を
上手に使えるようになることが大事。
そうすれば、相手との関係が良くなると思っていました。
でもね、それではないのです。
本当に相手との関係を良好にするには、
スキルを使うだけではダメ。
素直になることが何より大事。
私はここに気づくまでに、どれだけかかったんだろうと思います。
相手に対して素直になる。
自分に対して素直になる。
自分の気持ちを見て見ぬ振りするのではなく、
しっかり感じる。
そして相手に伝える。
ここからは私の話。
先日、家事を手伝ってくれない夫にイラッときた。
私が忙しくしているのに、わからないの？
どうして手伝ってくれないの？
と思った。
それを言葉にできず、イライラ家事をしていた。
子どもに八つ当たりして、
「早くしなさい！」って怒ったり、
とにかくプンプンしていた。
この時の私の気持ちは、
私が忙しくしているのに、あなたは暇そうね。
ちょっとくらい手伝ってくれてもいいじゃない。
という夫に対する怒り。
これをそのまま伝えました。
そしたら、
夫とケンカになってしまいました
予想外の大げんかでした。
自分の気持ちを伝えたのはよかったはず。
言い方が良くなかった？
タイミングが悪かった？
と考えていました。
そして、そもそも相手に怒りを感じる自分が未熟。
受け入れる度量がない。
高望みし過ぎ。
あ〜ダメダメ、
自分を変えなくちゃ。
自分を責めて、どんどん辛くなってました。
でもね、ここをどんなに突き詰めても、
状況は良くならない。
ならなかった、が正しい言い方かな。
今までどれだけここをグルグルしたことか。
自分がこの時にどんな気持ちだったかを、
相手に伝えることが大事。
では相手に何を伝えるか。
私は怒りをそのまま伝えました。
でも、伝えなければいけないのは、
怒りではなく、
その奥にある気持ち。
私の怒りの奥にあった気持ちは・・・
ちゃんとやりたい自分。
家族で楽しい時間を過ごしたい。
家事を早く片付けて、おしゃべりしたり、
一緒に夏休みの計画立てたりしたい。
みんなが喜ぶデザートを作りたいし、
夫が喜ぶワインに合う食事を作りたい。
家族と良い時間を過ごしたいのに、
そのことを伝えられず、
イライラ、トゲトゲしたところだけを伝えてしまっていました。
そんなイライラをぶつけられたら、誰だってイヤですよね。
コミュニケーション力を上げるには、
素直になることが大事。
私はそこを意識しています。
まずは自分の感情に目を向ける。
今何を感じているの？と聞く。
ここから全てが始まります。
自分に素直に、相手に素直になる。
そうするとね、周りがみんな優しくなりますよ。
みなさんもやってみてくださいね。
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