残っている根株だけでも巨大!
「和精油と日本の植物油脂講座」のベーシッククラスで扱っている「青森ヒバ精油」
この精油に含まれる幾つかの重要な成分の一つに「ヒノキチオール」があります。
ヒノキチオール は野副 鉄男先生によって「タイワンヒノキ」から発見された成分であるためにこの名が付いたので、
ヒノキチオールを語るにはタイワンヒノキは欠かせません。
このタイワンヒノキ、木材としてとても優れているため、
実は明治神宮の鳥居や法隆寺の昭和の大修理など、かつて日本の神社仏閣にもたくさん使用されてきました。
そして昨年全焼した首里城の柱も総タイワンヒノキでした。
という話を「和精油講座」の中でしているのですが…
先日放送されたNHK「アナザーストーリーズ運命の分岐点 よみがえれ 沖縄の魂 ~首里城復元~」
タイワンヒノキのことが取り上げられていないかなと思い、オンデマンドで見ました。
なんとかつての首里城復元をみる3つの視点のうちの1つとして大きく取り上げられていて、
ひとり、嬉しくなって釘づけになって観てしまいました
そこでは、日本にある木が検討されたものの、「気候に合わない」「数が足りない」などの理由で調達ができなかったこと、
さらに、前回の首里城改修の際に「タイワンヒノキ」が使われた記述が見つかったことから、
再びタイワンヒノキを使わせてもらえないかという交渉に至った経緯が紹介されていました。
当時はすでに伐採制限がかかっていたため、台湾の方々の温かく、そして熱い想いがなければ、調達はとても困難だったようです。
今回の復元はどうなるのでしょうか…
タイワンヒノキにはとてもとても興味があって、その山と蒸留所を尋ねて2度台湾を訪れました。
和精油講座の発送教材には入っていないのでウェブサイトに記載はないのですが、
その時に購入した「タイワンヒノキ精油」を”手元にある精油がある限りの”限定おまけ”で、
香りサンプルとして受講生の方に発送しています。
現在は「伐採禁止」となっているタイワンヒノキですが、台風などで倒れた木であれば利用が可能。
そこから木材が、そして端材が精油の原料として使われています。
私個人の日々の暮らしには欠かせない「青森ヒバ精油」
ヒノキチオールやその成分を含む日本の木「青森ヒバ」についてはここでも何度も登場していますが、
また書きたいなと思います
ゲットウもまた台湾から日本(沖縄)にきた植物
台湾でも鮮やかに実っていました
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