彼女が訪れたのは
首の調子が今一つだったから。
自分にだけ聞こえるらしい音。
首を右に左に動かすと
カツンカクンと音がすると言う。
しばらく施術に通ううち
それと合わせて
ホームケアを素直にとりくむことで
みるみるうちに
首の調子は快適に！
それはそれは大喜びで。
でもね。
この彼女には
もうひとつ
ちょっとしたおこまりごとが
あったのです。
正面からではなく
横から腕を上げる動作。
これができなかったのです。
『可動域』という言葉があるのだけど
これは
関節の動く範囲のことを表すときに
使われます。
この可動域があまりにも
なかったのです。
というか
ある程度動かすと痛くて上げられない。
もうなん十年もそうだったから
あきらめてます。
生活できるし～
と言っていたのです。
そんなある時
股関節の運動しましょ！
とご指導。
運動時に使うゴムバンドを巻いて
おうちでやってみてね。
という言葉に
素直に彼女は取り組みました。
股関節も固かった彼女は
そのかんたんな運動を
いたく喜びましてね。
やり続けました。
いつものように
施術をしている最中私は
あることに気がつきました。
今まで出来なかった動作が
できるではないですか！？
それは腕を横から上げること。
今まで彼女の上げやすい方法で
上げていたのに。
何気なく私も上げてしまい…
ても
スーッと腕が
上がったのです。
二人とも気づかないうちに。
です。
『腕、上がるじゃないですか！』
思わず彼女も
『あらほんとだ！』
本人も
あきらめていたこともあって
気づかないものなのですね。
二人で大笑い！
良かった良かった！！
うれしいね！
さて
何が彼女の腕を
上げさせてくれたのでしょう。
そうです。
彼女自身の
自分の身体への関心
ですね。
自分の身体に
関心をもって
股関節を動かすことに
真面目に取り組んだ。
それが関節の動きを
スムーズに
していったのでしょう。
ひとつ動きの不具合があるだけで
それが他にところに
連動してしまうのが身体というもの。
教わったことに素直に耳を傾け
おうちでやってみる。
自分で自分の身体を
変えられる
それが
ホームケアというもの。
とても大切で
必要なことなのです。
『自分で出来た！』と
実感でき
うれしさも倍増だよ！！
今までずっとそうだったから
何をしても変わるわけがない。
と変わることを恐れる人。
私はこんな人を撲滅して
すがすがしい朝を光を浴びるように。
身も心も晴れたらいいね！
あなたもそのひとり。
しあわせまみれの人生に
していきましょうね。
健康カイロプラクティックこう
昂成～こうせい～
品良く美しくを昂（たか）ぶらせ
笑顔で幸せまみれの
人生に（な）るを
応援します！！
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