さて今回は、コレステロールのお話です。
健康診断でコレステロールの値が高いと、受診を勧められてコレステロール値を下げる治療をすることになります。
ではなぜ、コレステロール値が高いと体に悪いのでしょう。
お医者さんに聞いたことありますか?
いわゆる生活習慣病のリスクが高くなるから、なのですが、ではコレステロールは体に必要ないのでしょうか。
実はコレステロールがないと、人の体は健康を保てません。
人の体は細胞が37兆個とも60兆個とも言われます。細胞は細胞膜に覆われているのですが、その膜を作るのに欠かせないのが、コレステロールなんですね。
不足すると正常な細胞が作れなくなりますので、癌細胞のリスクが高くなります。
コレステロールはリポタンパクというタンパク質に覆われて、血液を流れ必要なところに運ばれるのですが、活性酸素によってタンパク質、コレステロールが酸化してばらまかれてしまいます。
マクロファージという細胞が、酸化してばらまかれたコレステロールやリポタンパクを回収し取り込み、できた隆起のことをアテローム(粥状隆起)と言い、脳梗塞などの原因にもなるのです。
という事は、悪いのはコレステロールというよりも活性酸素だというのがわかりましたね。
次回は活性酸素についてお話します✨