前回、音楽は免疫をUPさせる
という内容の
記事を書かせていただきました。
前回は、
「副交感神経を刺激する音の要素」を多く含んだ曲
は体にいい! という研究結果でした。
つまり、ゆったりした癒し系の音楽
なんかですね。
癒し系の音楽がいいことは、世間的にも
なんとな〜く、そうだろうな…という
イメージがあるので
なるほど…と、今まで思ってたことが
研究によって、具現化された気持ちでした。
ただ、今回は ちょっと毛色が違う びっくりな
研究結果がありましたので、ご報告させていただきたいと思います。
音楽で赤血球が増える?!
激しい音楽ほど、体が元気になる事実が明らかに!
それでは、いきます♪
音楽が体にいいことは、世間的に認知されはじめてきました。
音楽療法という治療法もあるくらいですからね。
ただ、それは、メンタル面に働きかけることで、ストレスが減ったりするという
体に対しては、間接的なものというイメージでした。
しかし、この研究は、音楽がからだに直接効くという結果を出しています。
その研究結果は、ジョン・S・ライド博士が行った「音楽が赤血球に与える影響」という
研究だそうです。
人から採種した血液を、体温とおなじ37℃の環境置いて、
様々な音楽を聴かせて 違いをみるという
実験です。
ちなみに、サンプルのヒトの血液は
O型の女性で、
スピーカーは日本のSONY製が使用されました。
その研究に結果、静かなクラシック音楽よりも、
激しいラップ・ダンス・ポップスのジャンルのほうが
赤血球が増えた らしいのです。
晴天の霹靂……
胎教にいいとか言われたりするクラック音楽を差しおいて、ラップやダンスミュージックの
ほうが良い…という、一般的な感覚とは違う結果でした。
この結果について、博士たちの研究グループは
”ベース音などの低音が含まれる音楽のほうが赤血球を活性化させやすい” と推察しているようです。
これは、”低音に含まれる周波数が心拍数と同じように振る舞い、ヘモグロビン分子が酸素を取り込む働きを助ける可能性がある” からとも言っています。
端的にいうと、つまり…
ん?
えっと…… ヘモ… ヘモ…
ごほんっ!
つまり! 端的に言うと、
音楽のベース音が、心臓の鼓動のように作用して、その結果
赤血球が増えたんじゃネ?!
ということ だと思います。
なんで、トータルボスみたいなの……
これがホントなら、すごいことですよね。
単なる趣味として 音楽鑑賞をしている人は、多いと思いますので、この結果は嬉しいですね。
そういえば、脳科学者の中野信子さんなんかは、ヘビーメタルを好んで聴くようなので、
頭脳の働きとも関連があるかも?
でも、騒音には注意!
この研究では、プラスの面だけではなく、マイナス面も示唆しています。
激しい(ベース音強め)音楽で、赤血球が増えることは分かりましたが、
105デシベルのホワイトノイズを聴かせた場合では、ほとんどの赤血球が死んで
しまいました。
これは、目の前で慣らされるクラクション、電車のガード下
などの騒音レベルらしいです。
ちなみに、同じホワイトノイズでも、
85デシベルの場合は、背血球がUPしたようなので
音量の問題かも知れませんね。
騒音の中では、健康を害するのではないか と疑義が出ている結果ですので、
お住まいの環境で、騒音などがあって具合が悪い方は、気をつけたほうがよいかも知れません。
さいごに
そう言えば、自分も寝るときに、あえて激しい音楽を聴きたくなることがありました。
我ながら、「なんでだろ…」とすごい疑問に感じていましたが、
もしかすると、からだが赤血球を欲していたので、そう行動させたのかも……
と思うと、 合点がいきます。
ひとのからだって 面白いものですね。
ちなみに、そのとき聴いていたのは チャーリープースの Done For Me です。
まぁまぁ、低音が聴いてる楽曲です。
Fm横浜で聴いてから、虜になり1ヶ月間は一日中聴いてました。
今思えば、あのときは体調がよかったです。
気のせいかもしれませんが 笑
ちなみに、クラシックでも少しは、赤血球は増えています。
(激し目の音楽では無いにしても。)
クラシックは、血圧を下げたり、
ストレス軽減など
癒やしのほうの効果が高いですからね。
音楽も、野菜の栄養素と同じようなものかも知れません。
みんなちがって、みんないい。
あなたの、元気の一曲はなんですか?