こんにちは。
健康オタク兼、現役理学療法士の松本です
今日は
「たばこの有害物質」
について。
喫煙者の方には耳が痛い話になるかもしれませんが、
たばこの煙の中には
約4000種類以上の化学物質が含まれ
このうち200種類以上が有害物質であり
60種類以上は発がん物質・発がん促進物質とされています。
たばこの代表的な有害物質ですが
ニコチン
交感神経を刺激する作用があり、末梢血管が収縮して血流が少なくなります。
その結果血圧は上昇、脈拍は速くなることで心臓への負担が増えてしまいます。
タール
ヤニのもとであるタール。
タールにはベンゾピレンなどの発がん物質や発がん促進物質がたくさん含まれています。
一酸化炭素
酸素は赤血球のヘモグロビンと結びついて体の隅々まで運ばれるのですが、たばこを吸うことで一酸化炭素が酸素より約250倍も強い力でヘモグロビンと結びつき、体は軽い酸欠状態に陥ってしまいます。
これらの有害物質がすぐに消えてくれたらいいのですが、残念ながら肺から血液の中に入って全身を巡って体の隅々まで到達してしまうのです