磯釣り、其の四、日振島釣行 | 四万十川鮎釣りブログ

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四万十町在住。

12月17日、シーズン4回目の日振島へ釣行する。
同行者は、うなぎ漁の師匠、辰ちゃん。
磯釣り歴も30年。昭和50年代の、ひらまさフィー
バーからのベテラン。還暦を前にして、かご釣り
夜釣りは体力的に厳しくなり、4~5年前から
ふかせ釣りに転向した。日振に一度行きたいと云う
ので、17日に釣行することになった。
今シーズンは、何処の釣り場も例年と比べて、釣果
は芳しくない様で、良い情報が入ってこない。
日振周辺も、例に洩れず、イマイチだったが、此処に
来て、やや釣果が上向きと聞き、それなりに、期待と
希望を抱いて、am3:30に自宅出発。
コンビニに続いて、予約解凍を依頼していた吉田釣り
具店に立ち寄り、ボイル9k、集魚剤を受け取り、am
5:10に三浦渡船へ到着した。
出船は、予定よりやや遅れて、am6:10、磯割り抽選
を終え、横島の表(南)から降ろして行き、日振本島へ。
降りた磯は、ワレメ。

ワレメ、船着きから左、地の1番方向、辰ちゃん
高場から釣り開始、あと低場で釣る

船着きから西、サカイバエ、四角方向

速い下げ潮が、右(西)サカイバエ方向から、左(東)
の地の1番方面に流れていた。大潮の下げ潮。
この流れが本命。それに期待をかけて、足場は悪い
が南向きの高場から竿を出し、波の様子を見て下段
低場に降りるようにアドバイスする。
am8:10、船着きから竿出し、当て潮の釣り座だが
嫌いでは無い。4~5年前、ここで、此の当て潮で
45cm超を2尾上げた事がある。その記憶を頼りに
20m前方へマキエを打ち、足元で喰わす作戦。
だったが、向かい風が強くなったのと、速い潮で予想
した以上に釣り辛い。マキエに見えるのは、ハコフグ
がチラホラと浮いて来るだけで、サシエが落ちない。
潮が緩くなれば、状況も変わると思い、打ち返す。
低場で竿を出している、辰ちゃんにも、アタリが無い
との事。1時間半、2人に反応が無いので、磯代わり
決定。
―      ―     ―      ―     ―
2か所目は、風が当たらず、潮の流れが緩やかな
横島にする。船長と相談して、日振2番の高場に
上がる。am10:30から竿出し。潮は緩やかに右
(西)、日振2番の方に動いている。
釣れそうな雰囲気はある。動きは鈍いが、
エサ獲り
も見えてきて、サシエが齧られたり、獲られたりするも
ウキには反応が出ない。1時間程で左(東)、ナポリ
~キマグレ方向に潮が変わる。流れが変わっても
状況に変化なし。少ない引き出しを、全開して望むも
お手上げ状態。しばらくすると、再び2番方向に潮が
変わり始めた、此の変わり目にも反応無し。
1:00pmすぎに、日振2番方面に流れていた潮が
止まって、左に動きかけた、その時、10m程前方の
ウキが、今日初めて引き込まれた。手ごたえ充分で
グレなら50cmはあるだろうと、1.75号の竿とハリス
2.5号に物を言わして、強引に寄せにかかるも、シブ
トク抵抗する。ウキが見えて、其の下でヒラを打った
魚体を見たら、白っぽい、グレでは無いと、ガッカリ。
それでも、シマアジか石鯛かも、と期待したが、上が
って来たのは、
50cm程のキツ(イスズミ)、残念。
それから、10分位後、磯際を流していたら、いきなり
のアタリで、左の際根に走られる、左に移動できる足
場が無く、10秒程でハリスブレイク、魚種は何だった
のか・・・・?
其の後、2:20pmまで魚信無く、納竿。

日振2番の高場より左(東)、ナポリ~キマグレ方向

       右、日振2番方向

          釣り座

12月17日唯一の釣果、キツ(イスズミ)50cm

今回は、2人とも日振の海の底に撃沈。
今年中に、リベンジしたい・・・返り討ちに合うかも

―       ―       ―        ―

翌日(18日)、キツを焼き切り(タレを入れないタタキ)
にして、ポン酢とワサビ醤油で食した。脂がのり、臭み
も全然なく、美味。皆とビールがすすんだ。
しゃぶ、しゃぶも美味そう。
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