ファイティングコック ♪ | 燃える ☆ 美食 ♪

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  おうちゴハン/外食その他、気ままに綴ったブログです【 笑 】♪
 

 

 皆さん、ごきげんよう。


 燃える🔥美食へようこそ♪



 お酒は一期一会( 笑 )。



 どんなお酒でも共通する事だと思うけど、特にそれを痛感したのが・・・、





 ファイティングコック( 笑 )

 それはね、昨年の11月頃、今に続くウイスキー趣味を始めたばかりの頃の酒屋には、まだ在庫が在ったんだよ。


 確か3千円でお釣りが来る価格で。


 冬休みに実家に帰省した時の、地元の酒屋にも在った。やはり2千円台で。


 でもね、ウイスキー趣味を始めたばかりで、特にプレミアムバーボンばかりに目が眩んでいた頃の Ken-G. には、“ 2千円台のバーボンなんて、いつでも買える ” と思って後回しにしていたら、年明けには酒屋からは姿を消していて・・・。


 調べてみたら、生産終了【 爆 】!!


 ⇨ 気になった時点で、ファイティングコックの事を調べておくべきだった( 悲 )

 けっこう前に終売になっていたらしい。

 ま、ウイスキー素人あるある、の洗礼か・・・。

 価格帯的に、メーカーズマークやワイルドターキーのクラス。そりゃいつでも買えると思うわ。

 で、Amazon で探したら、¥5,880・・・( 爆! )。

 プレ値か。

 このファイティングコックに慣れ親しんだ方々にとっては、決して払いたくない金額だろう。

 だって2千円クラスのバーボンだよ?

 ジャックダニエルやワイルドターキーが終売になったとして、6千円弱も払って買うか?って話し。

 例えば Ken-G. にとってはワイルドターキーのオールドボトル。七面鳥の顔が正面向いている奴。アレ、今では3万円近くで取引されているみたいだけど、バカじゃね、って思う( 笑 )。しょせん元々は2千円台のウイスキーなのに、って。

 でも Ken-G. にとってファイティングコックは未体験のウイスキー。たとえ定番品でも、いや、終売品の多いヘブンヒル蒸留所製だからこそ、飲んでみたい

 という事で・・・、




 はい、買いましたとも( 爆! )。

 このヘブンヒル蒸留所製バーボンの供給の不安定さはエヴァンウィリアムス12年で肌身を以て知ったから、この程度のプレ値ならまだダメージは少な目かも。本当に買えなくなったら洒落にならないからネ

 もうコレばかりはウイスキーを趣味にするにする以上避けられない時もあるので、勉強代だと思って購入に踏み切った。

 ちなみにエヴァンウィリアムス12年は終売だと思っていたら最近また再販したのは良いけど、元の値段は約¥3,300だったのに倍の値段になって酒屋のガラスケースに入っていた( 怖 )




 それに Ken-G. の致命的な弱点:鳥のデザインに弱い【 笑 】!!

 それも向かって右手のイーグルレアなら良いけど、闘鶏とは言えニワトリだよ( 爆 )

 それでも萌えてしまうのが好き故の性なので、足元:¥5,880も上等だよコラ、って感じではある( 笑 )。

 そう、これは “ 趣味 ” 。

 コスパとか現実性ではない、趣味としての買い物。

 ワイルドターキーのオールドボトルみたいに10倍のプレ値になる位なら、2倍程度で買えるならまだ良いじゃないか( 笑 )。




 もっと昔から知っていれば、平行輸入業者の傾向を抑えてストック等の対策もしていたんだろうな・・・。

 まぁ、そんな変えようの無い無意味な結果論はさておき、お楽しみのテイスティングだ( 笑 )。




 ストレートでは、アルコールアタックは確かに強いが、巷の噂よりはマイルドで、甘い桃とバニラの香り🎵

 アルコールのアタック感がビリビリだけど、嫌ではない。このアルコールに乗ったバーボン特有の甘いガソリンのような香りが堪らない( 笑 )

 すこし甘酸っぱいフルーティーさと、砂糖入りのコーヒーっぽい味もする

 余韻の苦味もパンチ効いて美味い( 笑 )




 水を1滴垂らすと、一気にバニラ香咲く

 ハチミツや黒糖の香りも出て来て、滑らかさと甘さ、併せてビターな味わいも増す

 加水数滴では甘いバナナ香が咲く🎵

 甘さの中に焦げた苦味というか、バーボンなのに常に微かにピートとは違う香ばしいスモーキーな香りを拾う( 笑 )。




 トゥワイスアップでは柑橘香、樽香、青りんごの香りが開いてフルーティー

 アルコールアタック激減、オイリーで滑らかな舌触り、甘く飲み易い( 笑 )。




 販売当初はワイルドターキーの対抗馬として出されたみたいで、なる程アルコール度数は51.5%とコンマ5%、ワイルドターキーよりも高い所が意地らしい( 笑 )。

 そんなファイティングコックを、ワイルドターキーのグラスでオン・ザ・ロックにしたら・・・、

 うま




 鳥柄を揃えて呑るファイティングコックは、中二心を満たす感無量で・・・、

 うま




 ロックで冷えるとアルコール感は低減、バニラ香が全面に出る🎵

 味は相変わらずアルコール感強めなのにオイリーなのでビリビリ刺激は少なめ

 苦味も有るけど、切れ味が良くて飲み飽きしない

 このスッキリ感とドライな感じは、ライ麦多め?

 コーヒーみたいな苦味は樽を焦がした味?

 出所や経緯に謎が多いのもファイティングコックの魅力か( 笑 )。




 原酒の材料のマッシュビル( 構成 )が謎なファイティングコックは、想像力を膨らませて飲むのが楽しい( 笑 )




 シールで貼られたチープなラベルだけど、格好良シ( 笑 )




 クラッシュアイスで飲むと更に飲み易くなって・・・、

 うま




 ⇧ もう、この量以降、飲んでいない( 爆! )。

 なんでヘブンヒルはこんなに美味しいバーボンの生産を止めちゃったのか、不思議でならない

 やはり過去の大火災が未だに影響しているのか、ヘブンヒル蒸留所製のウイスキーは常に休売・終売の影が付きまとう・・・。

 もし終売にならくても、この美酒なバーボンはリピート間違いナシ( 爆 )

 ワイルドターキーと飲み比べるのも面白いし、このヘヴィーな飲み応えは癖になる


 スタイリッシュかつ荒々しいデザインのボトル、辛口で濃厚な味わいは正に “ ガツンとパンチの効いたバーボン ” 、溜まったストレスも心地良く溶かして、最後には闘鶏の如く羽ばたきたくなる多幸感で満たしてくれる最 & 高な逸本、ファイティングコックは漢のロマンなのだよ( 笑 )。