記録的な大寒波の影響だか何だかで東京もクソ寒みーから
今日はアツアツのうどんで心も身体も温めてやろうと霞ヶ関丸亀製麺さんへ向かったものの、
道行く途中の霞ダイニング1F恵比寿BIANさんがあった場所 に
新橋で一時期話題になったチャーハン王さんがいつの間にやら出店していたので、
うどんはまた今度にして今日は炒飯を食べる事にした。
こんな感じでここ数か月全然丸亀に辿り着けておりまへん。
だって赤坂から霞ヶ関丸亀に行くのってビミョーにメンドくさいんだよ、
霞ダイニングを2階にあがってからコモンゲートを下におりなきゃいけねーしʅ(╯⊙ ⊱⊙╰ )ʃ
でも確かチャーハン王さんって赤坂通り沿いにも無かったっけ？
って事でウェブを調べてみると、赤坂店は既に閉店しており、
この霞ヶ関店はどうやら新規展開に際し
今流行りのクラウドファンディングを活用しているんだそうな。
なるほど、待ち客がいるのに何故空いているカウンター席に通さないんだろうと思ったら、
あそこは並ばずに入れる支援者用のファストパス席になっていたってワケね。
そんでメニューはセットの1つのみらしく、
席に着くや否や「セット」で宜しいですか？と訊かれる。
宜しいも何も、他に選択肢がないなら「当店のメニューはセット1品のみとなっておりますので
早速ご用意させて頂きます」とか言っておくれよ。
嫌だっつったら何か他のメニューも提示してくれんのかと思って訊き返しちゃったよ(´・ω・`)
そーゆーワケでこちらがオーダーのチャーハンセット980円！
鶏スープ付きで、大盛りは不可なんだそうな。
オフィシャルによると、
何でも3日間費やして、味のベースとなる黒毛和牛のミンチと
10種の野菜ペーストを仕込んでいるんだとさ。
見た感じ、食材を米と同じかそれ以下の大きさにして
味のムラを防ぎ米と食材との一体感を得ようって狙いがあるようだね。
食感はしっとりパラパラ。
卵は見て判る通り溶かずにそのまま割り入れている様子。
ただ油が少なめなので卵のふんわり感に乏しく、
味は塩気が薄めで旨味が強い。
米も炒める工程を意識してかややドライな炊き加減にしてある為、
ふっくらとした弾力やナチュラルな瑞々しさはなくパサつき気味。
途中でオススメ通りに卓上の食べるラー油をちょこっと加えて。
結構辛いけど、炒飯は途中で旨味に飽きがくるので
多少の気分転換にはなるかな？
今度はオススメその②の酢醤油をかけて。
酸味に加え、こちらも旨味甘味が主張しているね。
これはもう好みや理想の違いと言ってしまえばそれまでのスタイルなのかな～。
具材をただ乗せたり混ぜたりするのではなく、
米と具材の味のバランスを整えるという基礎認識は間違ってはいないんだけど、
その具材の味と食感を残しつつ、
火力と油と卵を駆使して米と具材の味を調和させる事に技術の妙がある訳で、
これだと咀嚼によって得られる味の一体化及び変化、
即ち主食（お米）のお供としての役割を担う主菜又は副菜的な存在がなく、
ただひたすらに単調な味付きのコメだけを延々食わされているような、
1つの食事としてバランスの悪いイメージを与えられてしまう。
ラーメンで例えるなら、
スープに全ての味を加えてあるからトッピングは何も乗せませんっつって
麺とスープだけの高額な素ラーメンを出してくるこだわりの有名店みたいな。
そのこだわりがどこまで980円という値段で客と通じ合えるのかは
各々の炒飯に対する概念や価値観に因るところとなるのかも。
味付きのコメとラーメン風の濃厚鶏スープに980円。
これならもう幾らか多く払って樓外樓飯店さんのプロの炒飯 を食べるほうが俺はよいな。
確かに美味しいとは思うけど、原価率を度外視した上で費用対効果を考えるならば
個人的には750円位であって欲しいかも(´・ω・`)
てゆーかこのお店はフードビジネスのコンサルを入れているんだろうけど、
とにかくマーケティングとブランディングのガツガツ感が強くて
味以上にストラテジーで売ろうとしているような印象を受けちゃうのよね。
ただディナーはおニク的なメニューが用意されているようなので、
気が向いたら今度はチョイ呑みに来てみよっかな？
1品1品が安くもないから高いチョイ呑みになりそうだけど(´Д｀；)
チャーハン王
オフィシャル：http://www.cya-ou.jp/
新橋チャーハン王～肉Bar～
クラウドファンディング：https://www.makuake.com/project/cyahanou/
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