18日、阪神競馬場で秋華賞トライアル(3着まで秋華賞優先出走権)の「第29回ローズS」(GII、芝1800メートル)が行われ、池添謙一騎手騎乗で1番人気のホエールキャプチャ(牝3歳、美浦・田中清隆厩舎)が直線で内を突き早めに抜け出すと、猛追する後続をおさえ、1分48秒1(良)で勝利。重賞2勝目を挙げた。 

 2着は10番人気の伏兵マイネイサベル(牝3歳、美浦・水野貴広厩舎)、3着は7番人気キョウワジャンヌ(牝3歳、栗東・飯田明弘厩舎)。

 この上位3頭には秋華賞(10月16日、京都、GI、芝2000メートル)の優先出走権が与えられる。

 福永祐一騎手騎乗で2番人気に支持されたマルセリーナ(牝3歳、栗東・松田博資厩舎)は、直線で早々と後退し、6着に敗れた。

 ホエールキャプチャは父クロフネ、母はグローバルピース、母の父サンデーサイレンス。通算9戦4勝で、重賞は11年クイーンC(GIII)に続いて2勝目。池添謙一騎手、田中清隆調教師ともにローズSは初勝利。
 第65回セントライト記念(18日、中山11R、GII、3歳オープン、国際、指定、芝2200メートル、1着賞金5400万円、出走17頭)柴田善臣騎手騎乗の6番人気フェイトフルウォー(牡3歳、美浦・伊藤伸一厩舎)が快勝。勝ちタイムは2分10秒3(良)。

 1馬身1/4差の2着には3番人気トーセンラー、1馬身1/4差の3着には1番人気サダムパテックが入った。上位3頭には菊花賞優先出走権が与えられた。

 デビュー戦ではレース前に放馬しながらも勝利を飾ったフェイトフルウォーが心身ともに成長した姿を見せつけた。

 レースはロイヤルクレストがハイペースで逃げる展開。フェイトフルウォーは好位で競馬を進めた。ロイヤルクレストは直線に入ると失速。直線は外から後続勢が一気に脚を伸ばし、激しい叩き合い。鋭く抜け出したフェイトフルウォーがトーセンラーらの追撃を振り切り、秋初戦を飾った。

 勝ったフェイトフルウォーは父ステイゴールド、母フェートデュヴァン、母の父メジロマックイーンという血統で通算成績7戦3勝。重賞は11年京成杯(GIII)に続き2勝目。騎乗した柴田善臣騎手は96年ローゼンカバリー以来15年ぶり2度目のセントライト記念初制覇。管理する伊藤伸一調教師は同レース初勝利。
 11日に仏・ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞前哨戦のニエル賞(GII、3歳、芝2400メートル)は仏ダービー馬リライアブルマン(牡3歳、仏=A・ド・ロワイユデュプレ厩舎)が快勝。
 日本から参戦したナカヤマナイト(牡3歳、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)はスタートが悪く、最後方から競馬となり、直線でも伸びずシンガリの6着に終わった。
 2着にはメアンドル、3着にはヴァダマールが入った。