やっと2年間縛られ続けた呪縛から解放されたよ
振り返れば何となくから始まった出会いが何だかんだで2年が過ぎお互いに本当の気持ちが解らなくなりマンネリ化が進みお互い進む道に迷い結果的に今まで来てしまったね
でも今日を持ってこの関係が終わる満足感ほど気持ちいい事はないよ
 第28回マイルチャンピオンシップ(20日、京都11R、GI、3歳以上オープン、定量、芝1600メートル、1着本賞金1億円=出走18頭)

この強さは本物だ。池添謙一騎乗の5番人気エイシンアポロンが、好位追走からゴール前の叩き合いを制してGI初制覇。

不良馬場のGIII富士Sに続く連勝で本格化をアピールした。池添騎手は今年GI5勝目、松永昌博調教師はGI初制覇となった
。

2着は11番人気のフィフスペトル、3着は4番人気のサプレザ。1番人気のリアルインパクトは5着に終わった

 勢いのある人馬がマイル王の座を射止めた。今年の3冠ジョッキー・池添謙一に導かれ、エイシンアポロンが稍重の馬場をものともせずに伸びてくる。

内のフィフスペトルを競り落としてGI初制覇。最強4歳世代の底力をアピールした。

 「外に出すことは考えていなかった。馬場も気にせず、最後まで伸びてくれた」

 道悪適性を信じて池添はポテンシャルをフルに引き出した。道中はインの5番手を追走。手応えよく直線に向くと、迷わず馬場の内めを突いた。ラスト1ハロンあたりで先にインから抜け出していたフィフスペトルと馬体が合うと、あとは一騎打ち。最後は外から力ずくでねじ伏せ、歓喜のVゴールへ飛び込んだ。

 騎乗予定の田辺騎手が1週前に騎乗停止。若駒時代に騎乗経験のある池添に白羽の矢が立ち、大役を果たした。

 「朝日杯FS(2着)、皐月賞(11着)も結果を出せなかったが、GIを勝たせることができてうれしい。精神的に大人になり、体もしっかりしている」。
皐月賞以来の騎乗だったが、パートナーの成長をしっかりと感じ取った。

 今年のJRA・GI5勝目となった池添は「もっと勝てたレースもありますし、満足していません」と気を引き締める。

この勝利で、武豊、安藤勝己が持つ年間GI6勝の記録を塗り替える可能性も出てきた。

 「自信を持って送り出せました。池添君は以前にも乗っていましたし、一番いいところを行くなと思いましたよ」

 開業6年目、12回目の挑戦でGI初勝利を挙げた松永昌博調教師が満面の笑みを見せる。通算544勝の騎手時代は、JRA・GIは未勝利だっただけに「何ともいえない気持ちです」と感慨深げ。

 アポロンは年内は休養して、来年はアジアマイルチャレンジ(11年はドバイ、豪州、香港、日本)に参戦するプランもある。

淀で悲願のGIウイナーに輝いたエイシンアポロンは世界のマイル王を目指す。
 第36回エリザベス女王杯(13日、京都11R、GI、3歳以上オープン、牝馬、定量、芝2200メートル、1着本賞金9000万円=出走18頭)ライアン・ムーア騎手騎乗の1番人気スノーフェアリー(牝4歳、英国・ダンロップ厩舎)が昨年同様、直線で豪脚を披露。同レース連覇を達成した。勝ちタイム2分11秒6(良)。

 クビ差の2着に2番人気アヴェンチュラ、さらに1馬身差の3着に4番人気アパパネが入った。

 百花繚乱――レース史上最多タイとなるGIホース7頭が集った女王決定戦は、昨年に続き“雪の妖精”が微笑んだ。

レースはシンメイフジが2番手以下を20馬身以上引き離す大逃げの展開。悲願のGI獲りを狙うホエールキャプチャ、5冠女王アパパネ、秋華賞馬アヴェンチュラは離れた2番手集団を追走。“無敗の女王”レーヴディソールは中団馬群を進み、連覇を狙うスノーフェアリーは、もう1頭の外国馬ダンシングレインとともに後方を進んだ。

 前半1000メートル通過57秒5のハイラップを刻んだシンメイフジが10馬身ほどのリードを保って迎えた直線勝負。ホエールキャプチャ、アパパネ、さらにアヴェンチュラの2番手集団が“女王の座”奪取へ、一斉に脚を伸ばす。覇権争いはこの3頭に絞られた。そう思われた瞬間、後方から“世界レベル”の末脚で怒涛の追い込みを見せたのがスノーフェアリーだった。

 昨年のこのレースで強烈なインパクトを与えた末脚がこの日も爆発。メンバー最速の上がり3F33秒8で“女王争い”を演じる3頭の間に割って入ると、タイトルをつかみかけていたアヴェンチュラをクビ差捕らえてゴール板を駆け抜けた。

 見事にエリザベス女王杯連覇を果たしたスノーフェアリーだが、1歳時のセリ市では1800ユーロ(当時のレートで約23万4000円)の安値でも買い手がつかなかった。そんな若駒が、今や世界に名をはせる名牝に成長。この日の勝利で獲得賞金も4億6000万円を超えた。

 スノーフェアリーは父Intikhab、母Woodland Dream、母の父Charnwood Forestという血統。通算成績19戦7勝。重賞は10年の英オークス(GI)、愛オークス(GI)、エリザベス女王杯(GI)、香港C(GI)に続く5勝目。この勝利が外国馬初のJRA同一GI連覇達成となった。また、鞍上のライアン・ムーア騎手とのコンビではこれで5戦5勝とし、“相思相愛”ぶりを見せつける格好となった。