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 2008年のNHKマイルC(GI)、日本ダービー(GI)を制し変則二冠馬となったディープスカイ(牡6)の初仔(牝、母チャリティークエスト)が14日、北海道日高町のダーレー・ジャパン・ファームで産声をあげた。

 母チャリティークエストは日本でも供用されていたコロナドズクエストの産駒で北アメリカのステークス入着馬。「顔や四肢の白い特徴が父にそっくりです。正確な肢の持主で、見栄えがする馬体は体高があり、今後の成長が楽しみです。私たちは本馬の誕生を心から喜んでおります」と、シェーン・ホーラン氏(ダーレー・ジャパン・スタリオン オペレーションディレクター)からコメントが発表された。
 春の3歳クラシックレースへのステップ戦・第51回GIII京成杯が16日、牡馬三冠レース第1弾・GI皐月賞(4月17日)と同じ中山2000メートル芝で開催され、田中勝春騎乗の2番人気フェイトフルウォー(牡3=伊藤伸厩舎、父ステイゴールド)が優勝。好位3番手のイン追走から、最後の直線は外から迫る吉田豊騎乗の8番人気デボネア(牡3=中竹厩舎)との叩き合いをハナ差制し、春の二冠へ名乗りを挙げる重賞初制覇を達成した。良馬場の勝ちタイムは2分0秒9。

 同レースからは昨年の勝ち馬エイシンフラッシュがGI皐月賞3着、GIダービー1着とクラシック戦線で大活躍しているだけに、フェイトフルウォーにも春二冠での活躍が期待される。

 なお、デボネアから2馬身半差の3着には柴田大知騎乗の7番人気プレイ(牡3=斎藤誠厩舎)が入線。一方、1番人気に支持された内田博幸騎乗のディープインパクト産駒・スマートロビン(牡3=松田国厩舎)は、ゲート出負けから道中は後方の位置取りとなり、直線でも脚を伸ばせないまま12着に敗れた。
 第58回日経新春杯(16日、京都11R、GII、4歳以上オープン、国際、指定、ハンデ、芝2400メートル、1着賞金5800万円)U.リスポリ騎手騎乗の2番人気ルーラーシップ(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)が直線で豪快に伸び、2馬身差で完勝。タイム2分24秒6(良)。2着は3番人気ヒルノダムール、3着は1番人気ローズキングダムで強い4歳世代が上位を独占。


 有馬記念では現役一線級相手に6着に敗れたルーラーシップだったが、トップクラスの実力を証明する勝利。同世代のライバルを寄せ付けず、一気に春の主役に躍り出た。

 道中、ルーラーシップは好位4番手、ローズキングダムは中団の内で待機。4コーナーを抜群の手ごたえで回ったルーラーシップは、直線で馬場の真ん中へ。内でモタつくローズキングダムを尻目に、ダイナミックなフォームで一気に突き放してゴール。ローズと1.5キロの斤量差はあったが、その力を証明するのには十分な圧勝劇だった。

 ルーラーシップは、父がNHKマイルCと日本ダービーを勝った“変則2冠馬”キングカメハメハ、母がオークス、天皇賞・秋などを制した女傑エアグルーヴという超良血で、JRA通算9戦5勝。重賞は10年鳴尾記念(GIII)に続き2勝目。