FX) 円がらみの通貨ペア(ドル円とクロス円)はやりにくい | じっと待つ狩人

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備忘録を兼ねた日記

1.ドル円は瞬間ドン落ちでやりにくい

(1)4/16(金)は

 植田日銀総裁の会見が終わった後、17:00にドン下その後、その後、20:16, 21:30, 23:20にも細かい瞬間ドン下げがあった。

しかし、23:30以降青+2s上げになってからはドン下げはなかった。

どん下げは日本の財務省の「買ったら損しまっせ」という警告だったかもしれないし、又はも欧米勢の上げる前の日本勢の振るい落としだったかもしれない。

ドル円だけでなく、クロス円も連れて瞬間どん下げがあった。

 

図1.ドル円の1分足

↑がドン落ちの所

 

(2)最初は戻すのに少し時間があったので下がった所で買う余裕があった。

しかし、その後は1分後に戻したので買う余裕もなく、単なるSTOP狩りの形になり、ドル円を買っていた人は損したようだ。

私はドル円は買っていなかったが、下に掛けていた逆指し値売りがヒットしてすぐに損切りで損した。

本格介入で大きく下がれば利益が出たが、こう何度もなんちゃって介入or振るい落としがあると逆指し値売りは危険だから止めた。

 

(3)ドン落ちは財務省のやる気と見て、介入期待で売り上がって損したfx-liveの放送者もいた。

 

 

2.為替介入に関する日米の動き

(1)

 イエレン米財務長官の発言が伝わっており、「為替介入は稀な場合のみであるべき」との認識を示した。

(2)米国のトランプ前大統領は23日、外国為替市場の円相場で約34年ぶりの円安・ドル高水準を更新したことを受け、「米国の製造業にとって大惨事だ」とSNSに投稿した。トランプ氏は貿易赤字の削減を主張しており、現在のドル高を問題視する姿勢を鮮明にした。

(3)米国のトランプ前大統領がドル円が高いと文句を言っているなら、米国の現在の政権はドル円が急激に下がるのを簡単には容認しないだろう。ということでイエレンさんが言ったのかも?

(4)更に、前の日本の財務省の為替介入も細かい介入はあったが、本格介入はなかなかなくて、もう為替介入はないのでは?

と油断した所で本格介入があってドンと下げた。

(5)つまり、しばらくは本格介入はなさそうだ。

 

3.円がらみの通貨ペア(ドル円とクロス円)はやりにくい

(1)瞬間どん下げがあると、買ってstopをつけておくと、stop狩りに合って損する。stioなしでは本格介入があれば大きな損となる。

そうかといって、しばらくは来そうにない本格介入を期待して売り上がったら損をする。逆差値の売りも瞬間どん下げがあれば損する。

つまり、売りも買いも損する。

本格介入が来るまでは無理して手を出さない方がよい。

(2)瞬間どん下げをやっているのが財務省なら、銀行にやらせているので、銀行が休みの時はそのような動きはないであろう。

また、瞬間どん下げをやっているのが欧米勢で、日本勢の振るい落としの為であったなら、勢いよく上げだしたらそのような動きはなくなる。

つまりトレードするならそういった時のみに限るべきだ。

または円が絡まない通貨ペアをやるべきだ。