大腸の中に便が溜まると、腹が張るし、食欲も失せる。
体が不調だと、気分も下がる。
けっこう便秘の悩みは多い。
わたしの経験では、ランニング(ジョギングでも)などの有酸素運動をおこなうと排便したくなることが多い。
なぜか?
理由はいくつかある。
まず、消化器系が刺激される。
運動で消化器系が刺激されると、腸の動き(蠕動運動)が活発になる。
それで腸の内容物が直腸に送られ、排便したるなる。
2つ目に、血流が変化する。
運動中は、主に筋肉に血液が集中し、消化器系の血流が減少する。
これが消化器系に影響して、腸の動きを促進する。
3つ目に、ホルモンの影響がある。
運動でアドレナリンやセロトニンなど、ホルモンの分泌が増加する。
これらのホルモンは腸の活動にも影響を与え、排便を促す。
4つ目に、振動と衝撃がある。
ランニングは体に一定の振動と衝撃を与える。
これが物理的に腸を刺激し、排便を促すことがある。
5つ目に、精神的要因がある。
ランニング中のリラックス感やストレス解消も、副交感神経を優位にして、腸の動きを助けることがある。
ランニングやジョギングは、関節や筋肉に負荷がかかり過ぎない程度におこなうと、便秘を解消するだけでなく、多大な恩恵を授けてくれる。
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