千葉県議会がスタートしました。
新年度予算案が示されましたので、具体的に取り上げていきたいと思います。
 
昨日のNHKで特に強調されていたのが『防災対策事業』です。事業費450億円余りは、今年度よりも約100億円増したとのことです。いつ起きるかわからない災害対策に備えるべく、予算増額は妥当だと思います。
 
千葉県の予算案を受けて、松戸市は『防災対策事業』をどう考えているのか、3月議会で重要な議題の一つです。
 

 
 
さて、具体的に千葉県の予算案をみていきたいと思います。
 
予算総額 2兆1077億円(前年度比4.1%減
 
【記事(概要)】
新型コロナ対応費がほぼ半減したのが主な要因で、同経費を除くと1兆9572億6500万円となり、過去最大を更新。県多様性尊重推進条例の施行を受け、理念の理解促進や意義の共有など多様性が尊重される社会づくりに向けた施策を充実させた。県内経済の活性化や教育・子育て施策の推進にも注力し、新規事業は直近10年間で最多の58件になった。
 
 
【全体の感想】
総額が4.1%減の一方で、新規事業が最多58件とのことで、凄まじい事業仕分け(歳出削減)と感心していました。しかし、記事から、新型コロナ対応費が半減し、それを除くと過去最大とのことで、結果として残念に思いました。また、多様性に関する施策を充実させたようですが、私個人的には優先順位に疑問視。財源確保できたならば、他の事業に使うべきではと思いました。
 
ちなみに
・松戸市の新年度予算案では、新型コロナ対応費は半減するのか?
・前年度比はどうなのか
・新規事業はいくつあるのか
・事業仕分け(歳出削減)はどの程度か
 
千葉県当初予算案との違いを含め、3月議会でしっかりと確認したいと思います。
 
 
◎それでは、注目すべき新規事業(松戸市に関連)について、ブログを2回に分けて紹介していきたいと思います。
 
【多様性尊重社会の実現】
・多様性尊重に関する普及啓発活動  1000万円
・LGBTQに関する相談事業 133万円
・困難な問題を抱える女性への支援事業 3500万円
・外国籍の子どもの日本語学習等支援事業 500万円
 
こうした事業は恐らく直営では難しく、民間団体への委託事業となります。SNS等の世論から『公金チューチュースキーム』と揶揄されている現状もあり、今後の展開を注視していきたいと思います。
 
【参考HP】
 
 
【くらしの安心・安全確保】
・防災啓発サイト「じぶん防災」のリニューアル 500万円
・治水対策で「田んぼダム」導入支援 1000万円
・自転車乗車用ヘルメット購入者への助成 3900万円
・西部防災センターのあり方検討事業 300万円
 
松戸市内に『西部防災センター』があります。私も何度となく家族で体験をしていますが、今後のあり方を見直しするとのことで、心待ちにしたいと思います。欲を言えば、千葉県と松戸市のコラボ企画等できないものか・・・。行政と議論をしていきたいと思います。
 
●「田んぼダム」は松戸市でも導入できるのか?
●自転車ヘルメット助成は、松戸市の助成と併用できるのか?
 
確認したいと思っています。
 
 
【千葉経済圏の確立】
・中小企業の学生向けの仕事体験ツアーの実施 1700万円
・梨の産地での人材育成や省力化技術の検討 910万円
・若手の農業経営者へのプッシュ型コンサルティングなど 750万円
・中小企業の外国人材活用支援事業 2000万円
・中小企業のデジタル化支援 6534万円
 
中小企業支援について、千葉県のきめ細かな支援策が示されたと思います。松戸市でも様々な支援事業を行っているので、『事業の差異』等、市民の皆様へわかりやすく示せるよう提案したいと思います。
 
農業経営者へのプッシュ型コンサルはとても魅力的です。これからは行政からの『プッシュ型』で様々な事業提案をしていく時代だと思います。
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まだまだ千葉県の当初予算案で魅力的な新規事業があります。
 
次回に続く・・・
 

 
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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