テレビ東京。
 
石川県志賀町の避難所運営で新たに始まったサービスが『Suica』配布。
 
【関連HP】
 
 
石川県と志賀町は『Suica』を避難者に配布。
①被災者は『Suica』に名前、生年月日、住所、連絡先等の情報を登録
②避難所の読み取り機にタッチ
③これにより今避難所にいる人の属性などがリアルタイムで分かる
 
デジタル庁等提案の取り組みでJR東日本が2万枚を超える『Suica』や読み取り機を石川県に無償提供しています。
 
石川県はこうしたデータを収集し、様々なサービスを展開していくとのこと。
 
デジタル推進課長コメント:「万が一落としたり壊したりしても、個人情報がそこから漏れる心配はないので、タッチするだけの機能なので、安心して持っていただけるように丁寧に説明したいと思います。」
 
 
とここまでは、素晴らしい避難所運営ができていると感じとれます。
 
しかし、こうした報道を受けて、翌日の東京新聞。
『マイナカード』について、痛烈な批判の記事が書かれていました。
 
こういう非常時こそ『マイナカード』が役立つと政府は説明してきたのに、デジタル庁は『Suica』を提案。
 
『マイナカードの意味がないじゃないか!』と国民の声が聞こえてきそうです。
 
 
 
『Suica』も『マイナカード』も使う場所、用途によって、確かに利便性が向上します。しかし、デメリットを挙げるなら、『Suica』も『マイナカード』も本人になりすましをして使用される恐れが考えられます。
 
今、携帯電話で決済サービスやアプリ利用をする際、2段階認証が当たり前のようになっています。
 
志賀町のように避難所運営という緊急時には、『Suica』対応はやむを得ないと思います。しかし、『本人になりすまし』をして、犯罪を起こす可能性も考えておかなくてはなりません。
 
だからこそ、認証システムは2段階でなければならないと考えるのです。
 
 
先日ブログで紹介しました。
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テレビに出演された企業関係者が、わざわざ松戸市議会へ来てくださいました。
 
私も実際に、顏QRを作成してみました。1分かかるかかからないかであっという間に完成。
①実際の顔
②顏QR
の2段階認証でチェックするため、絶対に『なりすまし』の被害が出ないと断言します。
 
 
避難所だけでなく、保育所入所であったり、様々な行政サービスのセキュリティー対策に利用することができます。何よりも、サーバーがないため、維持管理費もかからず、個人情報が流出する恐れがありません。
 

 

 


 

どの自治体も二の足を踏んでいるようで、これからは2段階認証を進めていくべきだと思いますし、個人情報を流出させない方策を考えていく必要があると思いました。

 

改めて『Suica』と『マイナカード』の利便性は理解しつつも、デメリットとして本人なりすましができてしまうということです。

 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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