今朝の朝刊各紙、『小学教員のなり手不足』について、大きく取り上げられていました。学校で教える教員が少なくなることは、重大な問題です。
 
一方で、不足しているからと言って、採用試験のボーダーラインを下げ、多くの志願者を採用するようなことになれば、『教員の質』が問われてしまいます。
 
12月定例会、我が会派の大和山太郎議員が一般質問で述べておられましたが、『今いる教員がどうしたら辞めないか』が重要だと思います。つまり教員の働き方改革です。
 
 
そんな中、面白い記事を目にしました。
複数の教員でクラス運営『チーム担任制に注目』
 
【記事のポイント】
・学級担任を一人に固定しない「チーム担任制」
・学年担任制とも呼ばれ、クラス運営に関わる業務を複数の教員で分担
・休暇がとりやすい
・子どもたちにとって相談相手が増えるというメリット
 
 
【紹介されていた自治体】
・富山県南砺市(導入からの3年間で新任教員が年度途中で退職はゼロ) 
・兵庫県神戸市(公立の小中4校をモデル校)
 
 
【私の考え】
正直な話、保護者のなかで『担任の先生は当たり、外れ』そんな会話を耳にしたことがあります。大変恐縮ですが、それは私だけでないと思います。担任の先生を勝手に評価をしていることは事実です。それが倫理的に良いか悪いかという議論ではなく、『チーム担任制』であれば、そうした会話が出てこなくなるような気がします。
 
きっとこういう話をすると、
・担任の先生が育たない
・金八先生のようなイメージがあり、教員と児童の絆が深まらない
というご意見をいただくような気もしますが、私は『時代は変わった』という考えです。
 
最近では教員の性暴力、暴言、暴力などが問題視されています。万、万、万が一、『児童が言い出せなかった』という環境は絶対にダメです。
 
そうした観点からも、『チーム担任制』は教員面、児童・保護者面の双方から良策と考えられます。松戸市も導入するように提案したいと思います。
 
 
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松戸市議会議員 大塚けんじ

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