この報道は凄い。必見です。
 
取材歴20年以上の『王志安』さん。
 
先月福島県を訪れました。県内各地を周り、地元の人から直接『原発事故や処理水の影響』等を聞き取りました。その上で、自らの目で見た『福島の現状』を中国人に伝えたいと言います。
 
『福島の住民は何を経験してきたのか。今、どう立ち向かっているのか。ちょうど処理水の放出というタイミングだったので、この現場に来ました。』
 
王さんはかつて国営の『中国中央テレビ』で記者を務め、社会の問題を鋭く批判する番組を制作していました。
 
しかし、言論統制が厳しくなる中、思うように番組が作れなくなり、6年前にテレビ局を退職しました。去年、活動拠点を東京に移し、中国社会について独自に分析。中国人に向けて動画を配信しています。
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『私たちの社会は法治からますます遠く離れていくようだ』と伝えています。

 
一方、中国で連日報道された『処理水放出』に関するニュース。
 
 
王さんは
・中国当局の反応
・中国で伝えられる福島の状況
に問題があると指摘します。
 
『一般の中国人は当局から限られた情報しか伝えられていないので誤解しています。福島で起きていることを動画で伝えれば、中国の視聴者が共感し、原発事故への考えも変わると信じている。』
 
今回、王さんは自ら福島第一原発を視察しました。
 
担当者から処理水は基準を下回る濃度に薄めて放出されていて、毎日行っている海水のトリチウム濃度の分析では、放出の停止を判断するレベルを大幅に下回っていると説明を受けました。
 
『東京電力はかなり厳格に対応していて問題ないことがわかった。外部に公表しているデータと実際のデータは同じものだった。』
 
さらに漁業関係者や農家。飲食店の店主など10人以上取材。『処理水』に関するそれぞれの想いに耳を傾けました。
 
『現地に行く前、福島のイメージはおおざっぱだった。例えば水は基準を満たしているのか。東京電力の基準は妥当か。でも現地に行ってみて、その概念が大きく変わった。私たちが被災者の物語を伝えれば、たとえ中国の共産党寄りの若者でも感情が変わるのではないかと思う。』
 
正直、勇気のある取材だと思います。
仮に日本国内に中国スパイがいたら身の危険はないかと心配になってしまいます。
 
【参考】日本にはスパイ防止法がありません
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人それぞれ『福島』に関して、様々な感情があるかと思います。私は王さんの取材が全てだと思いますし、王さんの見解に賛同します。
 
こうした現状を捉えた上で、私たち政治家がどう情報発信していくのか、今後日本の未来を変えると言っても過言ではありません。
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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