連日、高市大臣の報道があります。
 
私のブログでも以下の通り取り上げました。
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当時の安倍総理と高市大臣の電話でのやり取りが『行政文書』として残っていたことは総務省が示しました。連日SNS等でいろいろなご意見ありますが、今回私がお伝えしたいことは、元松戸市職員として私の見解です。
 
例えば、
安倍総理 → 本郷谷市長
高市大臣 → ○○部長
 
としましょう。
 
◎本郷谷市長と○○部長が電話をした内容についての『行政文書』が残っていたことになります。
・市職員が電話内容をどのようにして記録することができたのか
・部長室に居続けない限り、市長から電話がかかってきたかなどわからない。
・そもそも重要案件などは、部長が直接市長室へ行く
 
というのが経験則です。
 
また、職員がメモ書きをすることはあります。今回の高市大臣4文書には、具体的な日時が書かれていないという報道がありました。決裁をとる際、必ず日時が入りますが、例えば、メモ書きを部内・課内決裁をせずに、ファイルに閉じるということ、できないとは言い切れません。問題なのは日時が入っていないメモ書きを正式な『行政文書』としていいのかどうなのか。
 
例えば、極端な例にしますが、市長が進める新拠点ゾーンについて反対という職員がいたとします。市長にとって都合の悪いメモ書き文書を意図的にファイルに残したとします。後々、この文書を市長・部長が見たとき、『こんな発言をしていない』。しかし、『行政文書』として残っています。
 
市長・部長がいくら『捏造』と言っても・・・・。
 
極端な例でした。
 
高市大臣のやり取りは、国会だけでなく、地方自治体でも起こりえる重要な問題です。改めて『行政文書』とは何かを突き付けられたように思います。もし、このブログを見ている職員がいたならば、これを対岸の火事とせず、しっかりと対応策を検討した方が良いと思います。
 
 
・そもそもなぜ内部文書が国会議員の手に渡ったのか。
・内部文書流出という新たな問題は。
 
 
加えて、今朝の東京新聞の見出し。
総務省「捏造考えにくい」と。
 
この記事を見る限り、総務省の見解として『(行政文書)捏造はなかった』と伝わりませんか?
 
しかし、よく記事を読むと、
総務省:『一般論として行政文書の中に捏造があるとは考えにくい』と述べているのです。
 
もちろん総務省として、一般論の当たり前の答弁です。
 
総務大臣:『正確性、確保されているとは言い難い』と答弁しています。
 
 
つまり、内容の正確性が担保されていないということになります。
 
高市大臣が『放送法文書は捏造』と重ねて訴えること、理解できます。

 
改めて、一連の報道に左右されず、事実を冷静に見ていく必要があると感じました。
 
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松戸市議会議員 大塚けんじ

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