市民から貴重なご意見頂戴しましたので、ご紹介させていただきます。

 

『最近、小学校や幼稚園、保育園等に無差別に危害を加えるという内容のメールが松戸市を含めて全国に頻繁に届いています。実際、宮城県では保育園への無断侵入により危害を加えた事件もあり不安が増しています。ところが松戸市の小学校はセキュリティが非常に甘いです。複数ある門は施錠もしていないので外部からの侵入は非常に簡単です。オートロック等の設備もありません。これでは、いつ大きな事件に発展してもおかしくありません。実際事件になれば、ニュースでは必ず「門は施錠されておらず誰でも侵入できる状態だった」と報道されるでしょう。池田小学校の事件から何年も経過しましたが未だ対策を講じていない松戸市はなんと弁明するのでしょう。街の宝の子供たちが安心して勉学に励める環境づくりは大人の努めだと思います。ぜひ早急に対策をお願いいたします!』

 

先日セキュリティの甘さに驚きました。幼稚園や保育園はセキュリティが万全ですので、小学校との差にびっくりしました。しかし、この感覚は私だけではなく多くの保護者の方が感じていることと思います。公立の小学校は地域の避難場所として指定されていることが多く、オートロック等の設備を設置することで不都合が発生するのかなとも考えました。とはいえ子供たちの日常の安全は守られるべきだと思います。』

 

『市役所にもご連絡し、返信をいただきましたが、不審者が侵入してきたときの対応内容でした。まずは侵入を予防、阻止する対策を徹底することが重要だと思います。松戸市が子供たちの「安全、安心」に積極的に取り組んでいるという姿勢をぜひ見せていただきたいです。』

 

(※一部編集しました)

 

貴重なご意見であったため、早速、市内小学校の現地調査をしてきました。

 

現場責任者に対応していただき、一通りの説明を受けました。

 

①始業時刻以降にも通学をする児童がいるため(何らかの事情)、施錠をするのは現時点では難しい

②門入口に防犯カメラを設置し、職員室から見ることができる

③スクールガードや警備などはボランティアにお願いしている。

 

 

【今後の対応】

・校門にはインターホン等を設置し、オートロック化をするべき。

・日常的に警備をする環境を整える⇒シルバー人材センター等、民間へ依頼

・防犯カメラの設置を増やす

・財源を確保する

 

 

【私の考え】

①給食費無償化について

今、首都圏では給食費無償化を推進する流れとなっています。私は何度もこの場で書きましたが、無償化について反対はしません。しかし、優先順位が高い施策かと言えば、『ノー』と思っています。詳しくは以下ブログに書かせていただきました。

 

【松戸市】後半:総務財務常任委員会を傍聴して | 【自民党】松戸市議 大塚けんじオフィシャルブログ (ameblo.jp)

 

千葉県市川市 学校給食無償化へ | 【自民党】松戸市議 大塚けんじオフィシャルブログ (ameblo.jp)

 

②財源について

教育費はいくら財源があっても足りません。そもそも給食費無償化をはじめ、教育費全体の無償化については国が議論をし、全国一律で財源確保していく問題だと思っています。そうでないと、財源のある東京都内はじめ首都圏だけがアピール合戦を行い、最終的には選挙公約(財源がないのに)へと繋がり政争の具になりかねません。

 

 
③優先順位が高いのは?
松戸市では給食費無償化に年間約21億円かかると言われています。もし、21億円あったら、他にどんな施策ができるか。
・通学路の安全対策
・セキュリティー対策
・学校老朽化対策
この事業こそ優先度が高いと思っています。先日も会派内で侃侃諤諤議論をしたところであります。
 
いよいよ来週から3月定例会スタートしますが、『学校給食費無償化』について、『教育費財源のあり方』について、真剣に議論を進めていきたいと思います。
 
この度は、貴重なご意見を頂戴し、本当にありがとうございました。
今後も、沢山の市民の声、聞かせていただけましたら幸いです。

 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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メール:kansha.sunao.geza@gmail.com

 

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