【松戸市】給食無償化について

さて、明日は総務財務常任委員会です。

特に重要な審議となるのが、一般会計補正予算案についてです。以下２点について、会派『市民クラブ』で真剣に議論をしました。

①GPS端末購入費補助について

②学校給食無償化について

①については、以下の通りですが、

機種によっては毎月基本料金がかかってしまうものもあります。『万が一危険にあったとき、真っ先にGPS端末は処分されてしまうのでは』と意見もありました。今まで使用していた方の対応は？課題の多い事業であることに違いはありません。

②については、今朝の朝刊で、台東区議会が給食費無償化請願を不採択にしたという記事を見つけました。「給食費は保護者負担」と定めているとして、「無償化を制度として実施するのに無理がある」との反対意見でした。

ここで松戸市の『給食無償化』の制度設計をみてみましょう。

期間：令和5年1月～3月

費用：第1子は全額負担、第2子は半額負担、第3子は無償。

・期間が令和5年3月までで、一時の給食無償化にどれだけの効果が期待できるのか。

・国、県の無償化に関する制度設計が定まっていないうちにスタートしていいのか。

・万が一千葉県が補助金を止めた時、その分松戸市が負担することにならないか。

・一度始めた無償化を、令和5年4月から『やっぱり当初のように払ってください』。市民をかえって混乱させないか。

・そもそも教育費の財源を給食無償化へ充てることが優先順位として高いのか。

以下、今朝の記事では都市部でも給食完全無償化が進んでいるという記事です。

財源は降って湧いてくるものではありません。基本的には何かを削らない限り、捻出することは困難です。果たして執行部はこのことについてどう説明をするのか。

【総務財務常任委員会】

日時：12月16日（金）10時～

場所：松戸市議会棟

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松戸市議会議員　大塚けんじ

ホームページ：http://k-kaikaku.com/

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