日本政府は多額な補助金(最大80万円)を出し、EV電気自動車の促進を行っています。こうした報道を受け、環境面から是非とも購入したいと思われる方、いらっしゃるのではないでしょうか。しかし、今回は一度立ち止まって考えてほしいというブログです。  

 

  

 

 

 

ここで、電気自動車は年間どれだけの電気量を費やすのかを考えていきたいと思います。

仮に1万㌔走行するとして、年間1538kWhとのことです。

 

 
詳しくは以下HPご覧ください。
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これだけ見れば、やっぱりガソリン車より燃料代が安く、環境面にもいいと思われる方が多いと思います。

  

 

 

 さて、話を冷蔵庫へうつします。先日今夏電力不足が懸念されるため、冷蔵庫にスポットをあてて、節電を呼びかけていました。今まで電力不足は、自然災害以外覚えはなく、『どこの国の話か?』と思ったら、私たちの住む日本でした。

 

 

政府は恐らく下の表を見て、冷蔵庫にスポットを当てたのでしょう。しかし、このブラフは2009年、平成22年度のデータであるため、白物家電が節電化する前のデータであり、今となっては、もう少し冷蔵庫の消費割合は少ないと思われます。

 

 

以下、最新モデルだと冷蔵庫の年間約341kWhとのことです。

 

ここであれっと思われた方いらっしゃると思います。実は冷蔵庫の年間電気量の約5倍も費やすのがEV電気自動車なのです。間違いなく家庭内消費電力NO1となるでしょう。政府は冷蔵庫の節電要請をしている一方で、電気自動車を補助金を出してまで普及推進しています。これはおかしいと思うのは私だけでしょうか。

 

(※ちなみにこれは余談ですが、大きい冷蔵庫の方が電気代かからないって知っていましたか?)

 

 

ここまでくると、電気自動車を進めた「自動車会社」が悪いという方がいるかもしれません。しかし、下の記事を読んでいただければわかるように、豊田社長は当初、『EV政策に反対』していました。政府が脱炭素へ急カーブするから、泣く泣くEV化へ舵を切った、舵を切らざるを得ないというのが本音ではないでしょうか。

 

 

豊田社長は、政府見解を受けて、どう思っているのでしょうか。私が勝手に推測してみます。

「私はEV化を当初反対したが、政府があまりにもEV化というから、仕方なくそうした。しかし、EV化した途端に、今度は電力不足なんて。いい加減にしろ!」

 

【話の整理】

・電気自動車は冷蔵庫の約5倍電気代がかかる

・政府は冷蔵庫にスポットを当てて節電要請をした

・政府はそれでもEV電気自動車に補助金を出してまで推進している

・豊田氏はEV化に反対していた

・EV化へ舵をきった途端に節電要請。

・電気は化石燃料(石炭)から生成されており、脱炭素化へと繋がっているのか疑問

 

 

【私の考え】

そもそも電気自動車を普及しておいて、冷蔵庫の節電を呼びかけること自体が矛盾しています。冷蔵庫を例に出すことで、かえって電気自動車の電気代がかかるということがわかりました。例え電気自動車が普及したとして、電力使い過ぎで、日本中がブラックアウトしたとします。待ってましたとばかりに、お隣中国が〇〇するということも無きにしも非ずです。原子力発電という話を出すと、どうしても後ろ向きな議論となってしまいますので、現時点ではわざわざ電気を使わなくてすむ手段があれば、その手段を選び、節電に協力するべきではないでしょうか。簡単に言えば、電気自動車よりもガソリン車を選ぶ方が現実的だと考えます。

 

皆様はいかがでしょうか。

 

 

【関連ブログ】

SDGs、日本は独自の環境対策を | 松戸市議会議員 大塚けんじオフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 

 

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