昨日のNHK首都圏ネットワーク。東京都渋谷区の工夫した取り組み。それは、『清走中』。
区民を中心に約200人が参加をし、あるテレビ番組を真似て、ゴミ拾い活動を行いました。私の息子がいたら、喜びそうな企画です。
 
ペットボトルを拾うと100ポイント。
たばこの吸い殻を拾うと10ポイント。
 
 
一生懸命にゴミを拾っていると、そこに現れたのはハンター。
 
捕まるとせっかく集めたゴミが没収されてしまう・・・。もちろんポイント0へ。
 
クイズに正解するとハンターが止まる設定。まさにテレビ番組さながら!
 
楽しみながら環境を大切にすることを学びます。この企画を考えた方は天才です。
 
たくさんのゴミを拾うことができました。
 
 

ここで少しSDGsについて考えたいと思います。

SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省 (mofa.go.jp)

 

 

2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

 

ここでのポイントは、国連サミットで加盟国の全会一致で採択とあります。つまり、ロシアも賛成しているとのことです。SDGsの中身こそ素晴らしいですが、欧州発祥のルールであり、かつロシアはSDGsと言いながらも、核戦争を辞さない姿勢であります。これで本当に地球上の「誰一人取り残さない」と言えるでしょうか。全くの矛盾です。

 

欧州発祥のルールに合わせて日本が環境問題に取り組む外交メリットはありますでしょうか?

 

 

さて、本日の産経新聞。中国企業が日本の洋上風力発電を受注したとのことです。これは、どういうことか?もちろん、SDGsの観点から世界中が一つになり、連携して持続可能な社会を形成していくことは重要です。

 

一方で、元海上幕僚長は『海洋の特性を漏らすことは防衛上、ゆゆしきこと。特に沿岸地域は国家機密だ』と言います。つまり、日本は環境のためと思っていても、他国からしたら、洋上風力発電を利用して日本の国家機密へ迫るという国もあるということです。SDGsという環境面だけ良しとして、政策を進める落とし穴があること、気づく必要があります。

 

 

【まとめ】

SDGsの中身こと否定することはありませんが、日本は独自の環境対策を行えばいいのです。こうした取り組み「清走中」を良例とし、地方自治体がそれぞれの特性に合わせた環境活動をするべきです。SDGsがどういう経緯でできたのか?欧州有利で日本はそのルールに無理やり合わせている。そこにはデメリットも生じているということを忘れてはなりません。

 

繰り返しますが、日本独自の環境問題を取り組めば良いと思っています。

 

 

 

 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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