「真の偉業は修正していく能力である」
こういう言葉を聞いたことがあります。
今年も、公募展に向けて、エスキースを考え始めていますが、
絵を進化させていくためにも、一つでも新しいものを取り入れたいところ
新年は、新しいことを始めたいものです。
絵を進化させるには、
描き方、使色、道具を変える
あと、人の作品から学ぶことかなと思います。
進化論を書いたダーウィンはいいました。
イラスト:いらすとや
It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.
生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。
変化に適応する
すなわち、自身を変えていくことと思います。
作品製作に時間かけるのは、毎年のことですが、
いつも同じところで、悩むのではなく、悩むレベルも上げていきたいです。
ここで、昨年の製作の話を紹介します。
油絵の魅力は、作品のツヤや重ね塗りにあると思います。
重ね塗りも乾いてから塗らないと、色が濁ってきます。
普通に塗ると一週間ぐらい乾かさないといけません。
そんな悩みを、絵画仲間に打ち明けたところ、
「メディウムいいですよ。油でも半日乾きます。」
そんな画期的なものがあるのかと、
早速、調べて購入しました。
使ってみると、製作スピードは3倍ぐらい上がり、
昨年の公募展もメディウムのおかげで間に合いました。
画期的な工程改善でした。
さて、今年も始まりましたが、
描き方も進化させていけたらと思います。
飛行機も前に進んだから飛べた
今年は、どんな作品を描こうか考え中です。
本投稿でメディウムについて触れたので、簡単に紹介させていただきます。
まず、
メディウムとは?
ですが、
樹脂を混ぜて油絵具の乾燥を速める方法で、速効力があります。
混ぜる量に制限はなく、多いほど早く乾きます。
絵具の透明性が増したり、つやの状態が変わったりします。
メディウムの種類は、様々で絵具に直接混ぜたり、オイルに溶かしたりして使用します。
ラピットメディウムはパレットにおいて、絵の具に直接混ぜます。
このメディウムの特徴は、描いているときは普通の絵の具を使っている感じで、ゆっくり制作できるところです。
盛り上げる時も大量に使えますし、色によりますがほぼあくる日には、乾燥して制作できます。
ストロングメディウムはいろんなメーカーでいろんな名前で販売されています。
メーカーによって非常に速い速度で乾燥しますので、使い方には注意が必用です。
他にもフレミッシュメディウム、フラマンシッカチーフなどあります。
私は、今回、クサカベ社のクイックドライングメディウムを使用しました。
まだ、全部試し切れていませんが、
自分のスタイルに合ったものを
選んでいけばいいと思います。
それから、最後に私が遭遇したメディウムのトラブルも共有させていただきます。
メディウムは、簡単に言えば、接着剤なので、
保管が悪いと蓋が固まります。
頑張って蓋を取ったら、今度は手が接着剤まみれ。
石鹸や洗剤で落とそうとしましたが失敗し、
最後はゲキ落ちくんで手を擦り合わせて落としました。
蓋取るのは手袋は着けてやればよかったかなあ
と後で思いました。
自分も進化させないといけませんね(笑)
頑張ります!
【パステルアート会のご案内】
愛知県瀬戸市を中心に活動しているパステル画製作のサークルです。絵を描いたことがない方でも、気軽に参加できます。
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【出展イベント情報】
◆2020年パステルアート会グループ展
日程:5/2、5/3
場所:尾張旭市市民会館2Fギャラリー室