人生は戦いだ! というつもりは毛頭ないのですが、押し寄せてくる様々な現象には少なくとも適切に対処する必要があります。
米の害虫(ノシメマダラメイガ)
いつ食糧難になるかわからないので常に玄米を一袋(25kg)多く購入していました。
買ったのは5月頃でしょうか。
その前の玄米もまだ半分以上残っていました。
まだ母が生きてたころなのでそれなりに消費はしていました。
母は大家族で育ったせいなのか、常に多めに米を炊いて冷蔵庫を古いご飯の容器でいっぱいにする癖がありました。
ところが5月に母が入院して6月に亡くなると急激に消費量が落ちてしまったのです。
というのも父は普通のご飯よりもおかゆが好きで、さらに私は家でほとんど米を食べないので一回の炊飯に0.5合を使います。
0.5合というと少ないと思われるかしれませんが、実際はこれを2日に分けて食べるのです。(おかゆは水が多い分カサが増します)
一合消費するのに4日かかるわけです。
やがて夏が来て暑い季節になると常温保存している米の袋の中や周辺に蛾が飛び回っています。
戦慄が走ったのは言うまでもありません。
米袋を覗いてみると何匹かの成虫した蛾が袋の内側に張り付いていました。
米にはネバネバの蜘蛛の巣のような糸があって、おそらくその中には卵があるのでしょう。
ネットで検索してワサビや唐辛子が有効とあったので早速購入して米袋の中に投入しました。
もしやと思い備蓄のまだ開けていない袋も覗くとやっぱり蛾が発生しています。
あやー・・「米の見張り番」なる商品も購入して入れてみました。
しかしこれらは防虫といえどすでに発生してしまった害虫には効果がなく、ワサビや青唐辛子などはむしろ巣にされているような感もあります。
幸い玄米だったので一か八か精米機で精米をしてみようと思いました。
約40kgくらいの玄米を精米するのに毎日頑張って1週間くらいかかったでしょうか。
精米したものはジップロックに入れてそれをまた透明なプラスティックケースに入れて冷蔵庫に入れました。
しばらく様子を見ましたが、蛾は発生していないようです。
もし精米後の米に発生していれば全部捨てるしかなかったと思います。
しかし冷蔵庫はすぐにいっぱいとなり、ジップロックに乾燥剤(シリカゲル)をいれ、プラケースも2つ追加してなんとか常温でも保存することができました。
今後はどんどん涼しくなるので新たな発生は無いと思います。
しかし4日で1合のペースではこれらのお米が無くなるのにどのくらいに期間がひつようなのか想像もつきません。
まあ私が家で米を食べるのならそうでも無いのでしょうが、だいたい一日一食ほぼ麺類だけなので誰かに貰ってもらうしか無いのかもしれません。
玄米を精米したてで美味しく食べるというコンセプトが裏目に出た格好です。
ちなみに外からの害虫を予防的する的な「お米の見張り番」や米唐番」より発生した害虫を退治するとうたっている「米びつくん」の方が効果があるような気がしました。(どれだけ試したんだ・・)ww
米の害虫はこれでなんとか決着しましたが、他にも家の中の様々な生物と戦っています。
長くなりましたので今日はこの辺で。