3月20日に足を運んだ「アクターズスクール広島」(ASH)恒例の発表会「2024 SPRING ACT」のレポートもいよいよ最終コーナー。第4回目はプログラム30~40番(ラスト)までをお送りしましょう。
(at JMSアステールプラザ中ホール JR広島駅からバス、路面電車で約20分)
注1:今回の発表会は、クラウドファンディングで前から4列目の席を購入しましたが、かなり端の席になり、いわゆる「目線バッチリ」の写真はあまり撮れませんでした。集合写真も偏りがありますので、あらかじめご了承ください。
注2:出演者とその親御さん、アクターズスクール広島関係者様の画像の使用、コピーしてのWebへのUPはOKです。
30. ASHキッズ toi toi toi!!
31. 久保田大喜 点描の唄
32. タク―ル小迫美衣南 Feeling Good
33. ASHロック I Was Made For Lovin' You
(ロックバンドKISSの往年のヒット曲)
34. 柳本愛 あの鐘を鳴らすのはあなた
35.西原悠桜 母
36. 住田愛子 かもめが翔んだ日
37. Aクラス 東京ブギウギ(広島ブギウギ)
歌詞を「東京」から「広島」に変えて歌われました。
38. FUKUYAMAクラス 世界に一つだけの花
39.Dクラス 世界一の友人だったあなたへ
40. 全員 NEW HORIZON(スクールの歌)
このコーナーではソロのパフォーマンスが続きました。
ソロ初出演は、貴重な男性メンバーの久保田大喜さん(No.10で出演した久保田陽葵さんの兄です)、なかなか難しい楽曲だったとは思いますが、しなやかな雰囲気で見事に歌い切りました。妹さんとのコラボも楽しみですね。
柳本愛さん、住田愛子さんは昭和の名曲を披露。特に住田さんは「トロットガールズ」で昭和の楽曲を多く歌っており、この曲も原曲の持つ大らかな雰囲気をよく再現していました。やはり、彼女は、振りの大きい、アップテンポの楽曲が合うような気がします。
クラスユニットではAクラスの「東京(広島)ブギウギ」が圧巻でした。歌詞を敢えて「東京」から「広島」に変えたのは、単純に地元だから、ではなく「戦後の復興」の象徴とされるこの曲が、空襲の大きな被害を受けた東京、そして、原爆投下の大きな被害を受けた広島、もちろん敗戦の痛手を受けた全国も含めて、それぞれの形での復興を後押しした、というメッセージを込めたのでは、と思います。
さて、4回に渡ってお送りしたアクターズスクール広島「2024 SPRING ACT」のレポート、今回も、数名が卒業の発表を行いましたが「芸能スクール」という場所は、いつかは卒業し「次のステップ」に踏み出さなくてはならない宿命を持っています。
引き続き、キッズを中心に、次の世代を担うであろう生徒さんも多く入ってきていますが、ASHが、SPL∞ASHを筆頭にしたスクール内ユニットが引き続きイベント活動を続けられ、メジャー、ローカル、すべてのシーンに人材を送り出すスクールであり続けることを切に願います。
今年創立25周年を迎えたASH、今回の発表会は、25周年記念のPART1なら、PART2は間違いなく次回の発表会になると思います。どのようなスペシャル企画が生まれるか、楽しみにしておきましょう。