本当にお客さんが集まりました。
13:00~の部、15:00~の部、いずれもドロシー目当てのファンの数は200人以上にのぼってました。この日は、首都圏では、ドロシーよりもはるかにメジャーなアイドルのイベントが目白押しの中、彼女らのステージを選んだ理由、それは、やはり今のメジャーアイドルユニットが失ってしまったピュアさを求めてきたに他ならないと筆者は思います。
ステージのほうは、2回ともオリジナル曲5曲を披露。いつもそうですが、ドロシーのステージは、華麗なダンスを見せながらも、アイドルの「カワイさ」をファンの琴線に響く形でアピールしている部分が魅力で、それもワンパターンではなくて、イベントごとに、場の空気を読み取ってネタを変えてくる、たとえば、TOKYO IDOL FESTIVAL2011 2日目の「放水プレイ」(野外ステージで炎天下の中、Mimoriちゃんが「暑いですか?」と言ってホースを持ってきて、客席に水を撒いたパフォーマンス)はその典型なのかもしれません。
今回も、15:00~の部では、「Hi So Jump!」のバックダンサーで、某ユニットオーディションで最終選考に残っている子も登場するというサプライズがあり、ファンもそれをわかっているらしく、ドロシーを上回るような歓声で彼女にエールを送っていました。
一方、物販ではデビューCD「デモサヨナラ」は早々と売り切れ、終演後のサイン会も、ファンがロビーを1周するくらいの行列で1時間以上にものぼり、次に行う予定の握手会が時間切れでハイタッチ会に変更になるという状況。確実に、アイドルシーンにおいて何か「ヤマ」が動いている感触を筆者は受けました。
そして、重要なのは、今日のような盛り上がりを作り上げたのは、大金を投入してのメディアの宣伝でもなく、社会に影響を与える有名人がエールを送ったことでもなく、純粋に、無名のファンが1人1人、口コミで彼女らの名前を広げたことです。数あるイベントの中で、200人以上がドロシーを選択した事実を、アイドルのメディアに関わる方々はもっと注視してほしいところですな。
さて、9月25日にマップ劇場で開催予定だった彼女らのワンマンライブですが、マップ劇場不具合による改装のため、京王新線・初台駅前にあるライブハウス「The DOORS」で振替公演を開催することいが決定しました。
また、10月10日(月・祝)には、地元・仙台のライブハウス「Rensa」で、ドロシーリトルハッピーも所属する「ステップワン」のタレントが総出演のショーケースライブも予定されています。詳細情報が入りましたら、本ブログでもお知らせいたします。