8月10日は、SDN48 1stステージ「誘惑のガーター」公演に初めて行ってきました(19:00~)。
チケットは、キャンセル待ち20番台のところ、抽選対象内となり7順目くらいで入場。上手2列目の柱外側付近に着席して会場を待ちました。開演を待つまでのBGMがAKB48の楽曲からモータウン・ソウル系の洋楽に変わってましたな。overtureがメンバーが色っぽく囁くものに変わった部分も含めて、初っ端からAKB48とは違うものにしようとする演出はうかがえました。
さて、内容のほうですが、全体的には思ったよりもダンスの振りが揃ってましたな。歌のレベルは高く、「歌では使えないかな」という雰囲気の人は皆無と言ってもいいでしょう。
本ブログでコメントした大河内美紗さん、畠山智妃さんは、1曲目「Saturday night party」ではリードボーカルとして立っており早くも推されメン状態。特に、大河内さんは、ユニット曲「I'm Sure」(M5)で、伊藤花菜さんとともに「てもでもの涙」のごとくデュオを担当しており、おそらく歌の実力はNo.1とのお墨付きを得ているものと思います。さすが、「AKB48の歌姫」増田有華ちゃんとORC200で競演したことだけはありますな(笑)。
他には、大阪のライブハウスでコンスタントに出演していた経歴を持っている穐田和恵さん、avex系ユニットで活動していた経歴を持っている梅田悠さん、「スクランブルエッグ」でも取材を続けていた「長崎歌謡祭」に出場した経歴を持っている西国原礼子さん(この方、何度か渋谷NHK前の路上で観たことがあります)あたりは、人前で歌った経験が豊富なためか、前出の2名を含めて舞台慣れをしているという印象を受けました。
この日野呂佳代さんのアンダーで、MCのみならずステージにも出演したなちゅさんは…、いや、しっかり芸人していましたし、大堀恵さんとの掛け合いを観る限りは、この舞台で必要不可欠な存在であることは認めますよ! あまり掛け声をかけたい気にはなれませんでしたが(苦笑)。
ただ、1回観ただけでは、秋元プロデューサーが、なぜ20歳以上の人を集めたプロジェクトを立ち上げたかの意図がまだ見えてこなかったのも確かです。
アイドル集団にしたいのか、タレント集団にしたいのか、果てまたアーチスト集団にしたいのか…、もっとも、3曲目で、メンバー数名が、演歌のライブでよく見かける、舞台から降りて歌うパフォーマンスがあったのを見ると、演歌歌手のユニット版的存在にしたいという考えもあるかもしれません。なんといっても、秋元さんは、演歌界ではアイドル以上に「大御所」ですからね(笑)。
人選に関しては、年齢相応に見える人が大多数で、極端に年齢より若く見える人、逆に老けて見える人は避けていますね。また、メンバーがMCで申告している限りは、既婚の人とか、離婚歴を持った人、いわゆる「水商売」の経歴を持った人もいないようです。この辺は、とにかく「企画物で終わらせてはいけない!」との命題のもと、「話題性」で釣るよりは、純粋にステージ上でのパフォーマンスを観て評価してもらいたいというポリシーが見え隠れする気がします。
いずれにせよ、現時点での公演は「お試し期間」であり、スタッフサイドもファンサイドも腹の探りあいを行なっている状況でしょうか。果たして、額面通り、土曜日の22:00から公演が開催されるのがいつの日になるのか、SDN48のコンセプトをもっと理解するためにも、真の意味での「初日」を迎えたときに再び観戦したいですな。