前回は恋愛が人生を左右する重要な問題と位置付けた。


私も過去に様々な異性との出会いがあり、それなり以上の恋愛を経験してきた。

2度の離婚を経験し、今は3度目の結婚生活である。


20代の頃は「なぜ自分は女性にモテないのだろう。」などと悩んだ時期があった。

しかし3度目の結婚を経験した今となれば、「女性にモテない。」などと言えばお叱りを受けてしまいそうだ。

40代後半で結婚すること自体、珍しいのではないだろうか。


「3回の結婚」と言葉で表せば一言であるが、2度の離婚には死にたくなるほどの苦悩があった。

私は結婚を大切にするので、相手のお願いをその通りにやることにしている。

そうしてやり続けてみたところ、ある時に限界が来て別れを切り出してしまう。

まだ頑張ろう、まだ頑張ろう、と言い聞かせていたのに、ある日ひょっこりと別れの言葉が出てしまう。

私の忍耐力が弱いのだろうか。


だがその苦悩は無駄ではなかった。

結婚相手の願いを叶え続けることで、自分の成長がある。

価値観の変化や、忍耐力の向上。協調性が向上したし、家事も得意になった。


つまり3度の結婚を通じて、「いい男」になった。

そのためか3人目の妻は文句のつけどころがない人である。


何しろ「鬼嫁」の要素がゼロである。

いつもニコニコと笑っていて、怒ったところを見たことがない。

妻から愚痴や悪口を聞いたことがない。

口癖は「楽しい」「幸せ」「やるぞー」である。

いつも前向きで、楽しそうなことはとにかく行動する。

「この人と一緒にいたら、誰でも幸せになれる。」と私に思わせてくれる素晴らしい人である。

ついでに言えば目鼻顔立ちの整った美人である。


このような素晴らしい人が、私に恋愛感情を抱き続けていることが奇跡であると思う。

「夫婦は合わせ鏡」「夫婦は釣り合う」などという。

「私が妻に釣り合う男になるよう、努力が必要」といつも思わされるばかりである。


私の結婚生活。これは恋愛の究極形だと思う。

今回は自慢話になってしまったが、「究極の恋愛」を先に示すことで、次回から多くの人が求める恋愛に関する記事を書き綴っていきたい。