反抗期を迎える頃といえば、青春期である。
青春期において、誰もが苦悩することが2つある。
それは進路と恋愛である。
これからしばらくは恋愛について述べていこうと思う。
年頃になれば遅かれ早かれ、想い人ができる。
異性の場合もあるし、同性の場合もある。
それはいずれ述べたいと思うが、今回は問題にしない。
恋愛は浮かれた話に聞こえるが、その実は人生を左右する重大な問題である。
このことをわかっていないなら、賢者と名乗ることはできない。
恋愛の初期は浮かれた話だが、人生の終末期まで恋愛が続いた場合どうなるか。
結婚があり、出産があり、看取りがある。
その最初から最後まで、パートナーに愛されているかどうか。
こう考えれば恋愛が人生における重要な問題であると誰でも理解できるだろう。
また初めて恋に落ちた相手や、長く付き合った相手によって考え方が大きく変化するのも恋愛の特徴である。
10代は考え方が変化しやすい時期である。
だから青春期における恋愛は、その後の人生を左右する重大な問題である。
これらのことから青年が恋愛に大きく苦悩するのは当然であり、周囲も最重要課題として大いに助けをあたえるべきである。