よくある質問 CT検査編第2弾【放射線科】 | 湘南慶育病院オフィシャルブログ

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こんにちは、放射線科ですニコニコ

 

年末に投稿した

よくある質問 CT検査編の第2弾になりますルンルン

第1弾はこちらから下矢印下矢印下矢印

 

Q.どうして造影剤を使うのですか?

A.造影剤を用いることにより、臓器や病変の血流状態や特徴がわかり、

より詳細な検査結果や情報を得ることができます。

また、血管の大きさや形などを調べることもできます。

 

Q.造影剤を使用できない場合はありますか?

A.ヨードまたはヨード造影剤にアレルギーがある方や、

甲状腺を患っている方は、造影剤を使用した検査は行えません。

また、喘息や腎臓の機能低下、心臓などの循環器の機能低下の方は、

検査前に主治医と相談して使用するか判断します。

また、一部の糖尿病薬を服用している方も主治医と相談して使用を決めます。

 

Q.造影剤の副作用にはどんなものがありますか?

A.検査中や検査直後に生じるものと、

検査後数時間から数日後に生じるものなどがあります。

ほとんどの副作用は、吐き気や熱感、じんましんなどの軽い症状です。

しかし、まれに、血圧低下や冷や汗、

呼吸困難などの副作用が生じることもあります。

 

Q.検査中に気分が悪くなったらどうしたらいいですか?

A.検査装置のマイクを通して、部屋の外にも

声が聞こえますので、我慢せずに声をかけてください。

 

Q.造影剤を使用するCT検査はどのように行うのですか?

A.腕(肘から前腕)の静脈から針を刺して、造影剤を注入します。

造影剤投与後はまれに副作用を伴います。

ご気分などの様子をうかがって、問題がなければ針を抜きます。

 

Q.造影剤が身体の中に入ると、どのように感じますか?

A.人によって感じ方は異なりますが、

一般的には心臓の拍動を強く感じたり

頭の先から足先まで温かく感じます。

 

Q.造影検査後に注意すべきことはありますか?

A.食事等、特に注意していただくことはありません。

通常通りの生活をしていただいて問題ありません。

造影剤は尿と一緒に排泄されますので、水分制限がなければ、

水分をいつもより多めにとるようにしてください。

 

Q.放射線被ばくの影響はあるのですか?

A.診断に用いる放射線は身体に影響がないレベルです。

使用する放射線量も低く設定していますので、心配しないでください。

(放射線科)